コミナスブログ 子どもの発育と発達

好奇心が旺盛な2歳児でも身につけなくてはいけないこと

投稿日:


シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

20日の夕方、富山県高岡市の自宅から、
わずか5分ほどの間にいなくなってしまった
2歳の男の子。

行方が分からなくなって3日目。

懸命な捜索が続いていますが、まだ見つからず。

本当に心配です。

いなくなった当日は、大雨だったそうで、
捜索先も、用水路などで、
水に事故に巻き込まれたというような想像もあって
親御さんの気持ちを思うといたたまれません。

2歳児は、魔の2歳児なんて言われるくらい、
好奇心が旺盛になって、
ある程度運動能力も高まって
自由に行動できる時期です。

そして、ダメと言われたことも
やってみたくなったり、
自分というものを表に出して
一見ワガママに見えて、
扱いにも困ってしまう時期。

それでも、子どもの個性にもよりますが、
勝手に、外に出て、裸足で
どこまでも、外を歩いて出て行ってしまうものなのか?

自宅にいながらも、
ちょっと、目を離したすきに
ドアから出て行ってしまったということですが、
大雨の中、不安を感じないで
好奇心だけで、どこまでも裸足で歩いていくのか?

ちょっと、理解し難い部分もあります。

確かに、どんな子でも離れたところに
行ってしまうことはあります。

それでも、親のいる場所をどこかで意識をしながら、
自分なりにここまではいいだろうという感覚を
確かめている時期でもあります。

時に、失敗して親を見失ったとか、
迷子になったとか、
エレベーターに乗っちゃって閉まっちゃったとか
親の方も、ひやっとする経験は誰でもあると思いますが、
大きな事故は経験しないようにしなくてはいけませんが、
それは、大事な失敗経験でもあって、
普通、子どもは親のいる安全な場所を意識して
自分を試しながら行動しているものです。

同じくらいの子どもを持つ親が、
不安に感じてしまう事件ですが、
逆にあまりにも不安を強く抱きすぎて、
いつも、見張るようになってしまうのも
問題だと思います。

離れて行動する子どものことを信じて、
遠くから見守るということも
同時に大事なことです。



子ども自身に、責任が持てる範囲を自覚できるように
育むことが必要です。

親が見えなくなるところまで離れると
怖くて不安になるんだよ、
親は完璧にくっついてあげることはできないから、
自分でそばを離れないようにしなさいって
わかるような、経験を赤ちゃんのうちから
重ねておくことも大事な関わりです。

危険な場所に行ってしまった時、
離れてしまわないように、常にベビーカーに乗せて移動する
手を片時も離さずにしていたり、
離れて行った子どもを親がすぐに追いかける
連れ戻しているだけでは
この力は育めません。

親が、名前を呼んだら、
子どもが自分から、親の元に帰ってくること。
2歳であれば、これができないと困ります。

そうしないと、自分が危険な目に遭う
不安になるという経験が必要です。

成長過程で後追いの時期を通るのも
親元から離れる不安を感じることが
わかるから起こる行動です。

はいはいで、親から離れて行ったかと思うと、
振り返り、親に見守られていることがわかると
また、安心してそう少し遠くまで行ってみる。

でも、あるところまで行くと
また、安全な親の近くに戻ってくる。
親が安全基地であることが大事です。

そんな、親との安心な空間を
五感で感じながら、親と自分の繋がりの感覚を
作っていくわけです。



最終的には、目の前に親がいなくても、
遠く離れていても、
親がこの世にいなくなっても
自分は親に見守られているという感覚までに
なってきます。

この感覚は、その子の一生を支える大事な感覚です。

ですから、赤ちゃんのうちから
この部分をしっかり経験させること、
養育者の元に戻ると安心するという
経験をさせることはとても大事です。

ちゃんと見守りながら、
大人が見守ることができる範囲を超えても
子どもが離れようとしたときには
叱ってもいいですし、
不安を感じさせるように隠れて見守って
不安を感じさせる体験をさせてもいいと思います。

それでも、全く動じない、
自分の世界に没頭して振り向きもしない
親を探しもせずに遊んでいるという子どもの場合は
もしかしたら、発達の偏りを持っているかもしれません。

念の為一度、専門家に相談してみましょう。


親が呼んだら、戻ってくること。
これは、災害時でもどんな時でも
最低限親子関係で必要となるものです。

絶対に教えておかなくてはいけません。
親が追いかけるのではありません。
子どもが親についてくるように
赤ちゃんのうちから育むことが大事です。

そして、できなければ、その理由を理解して
対策をしておく必要があります。
もう一度、見直してみてくださいね。



子どもなりに、自分の命を守るという
能力は備わっているものです。

今回もどこかで、生き延びていてくれることを
祈るしかありません。

早く、見つかりますように・・・。

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