シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
あなたは、怖い話って好きですか?
私は、ある時期、怖いくせに、
どうしても、怖い話を聞きたくて
毎年、お決まりのように
夏の怪談話の番組が始まると
欠かさず見ていた記憶があります。
昔は、お昼の番組でも
よく、再現された怖い話があって、
ドキドキしながら見ていたものです。
それで、夜になると思い出して
トイレに行けなくなったりして
困ると言う結果になるのですが、
世の中には、自分の知らない世界があるんだと言うことに
興味津々だった頃だったと思います。
子どもには、誰にでも多かれ少なかれ
こういったことを考えたり
興味を持ったりする時期があります。
自分の存在を意識することにもつながります。
自分てどこからきたんだろうとか、
生きてるってどう言うことなんだろうとか
死んだらどうなるんだろうとか
考えても、誰も本当の答えがわからない世界。
やたらと、こんな話を聞きたがる子って
いるものです。
そんな子には、いっぱい話し合ってみることを
お勧めします。
この目に見えないものの存在を
意識すると言うことは
とても大事なことだと思っています。
流行りのホラー映画のようなものではなくて、
魂、思いのようなものを描かれた映画や、
本などに触れるのがいいと思います。
誰かにいつも見られている、
見守られている感覚や
目に見えないものを信用できる感覚が
実感できるかで
自分の行動が大きく影響を受けると思うからです。
目に見えない誰か、何かを信じる心。
これを育てるとてもいい時期だと思います。
小さい頃の怖い話を聞くことで、
その話の中に、魂は生き続けていることや
先祖が見守ってくれていること
悪いことをすると、その報いは
必ずいつか戻ってくると言うようなことを
学んだ気がします。
そんなこと、信じないし
関係ないよと言う人もいるでしょう。
でも、私は目に見えないものを
信じる感覚を育てていきたいと思っています。
愛、友情、信頼、熱意、決断、勇気・・・。
そんな言葉の多くは、目に見えません。
どのくらいあるのか測れません。
でも、必ずあるものだと信じられる気持ちが
生きていく支えになると思います。
子どもと、目に見えない世界の話を
語り合うのは楽しいと思います。
心の学びはこんなことから始まります。
体験談があると、
もっと興味を持ってくれるかもしれませんね。
あなたには、体験談はありますか?