シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今日は、義理母のリハビリが終了します。
2月に右腕を骨折してから体調が崩し、
一時的に介護状態になっていた義理母も
今は、一緒に歩いてリハビリに通うまでに
回復しました。
高齢者が、体力を向上させることは
なかなか難しいです。
それまで、培ってきた基礎体力が
いざという時に大きく影響します。
義理母は、骨折の前から、
ラジオ体操とウォーキングを
毎日習慣にしていた人でした。
そんな、小さな習慣があったから、
ここまでスムーズに回復できたと思います。
週に1回一緒にウォーキングしている
おじいちゃんも、2週間前に体調を崩し
しばらくお休みしていたのですが。
昨日、久しぶりに参加してくれました。
様子を伺うと、腰が悪くなって
寝込んでしまったということでした。
若い頃から健康で、病気もしたことないし、
体調を崩しても、一晩寝れば回復していたのに
こんな自分になるなんて考えもしなかったって
話してくれました。
いつ頃から、身体の衰えを感じるようになったのか
伺ってみると、75歳過ぎた頃だそうです。
急に、今までできたことができなくなったり、
あちこち不調を感じるようになって、
治りにくいのだそうです。
若い頃から、たくさん身体を使って
筋力もあって、健康そのものだったという人でも
こんな様子です。
今、身体を使わない生活に慣れてしまっている
私たちの、老後の体力はどうなるのでしょうか?
人生最後まで、自分のことは
自分でできる身体を維持したいと願っていますが、
願うだけは健康な身体は作れませんよね。
私の健康作りの目的は、死ぬまで歩けることです。
人生の先輩方の話を参考にして、
自分の今の健康を過信することなく、
しっかりと身体を毎日動かすこと
筋力をつけるように日々を重ねることを
意識していきたいです。
全て、習慣から作られますから、
身体を動かすことの気持ちよさや大切さを、
子どもの頃から当たり前なこととして
日常生活の中で取り入れていくように
親の生活習慣をまず変えていきましょう。
なるべく、歩く、階段を使うとか、
ストレッチするとか、体操するとか
親がやってみせることが自分だけでなくて、
子どもの一生の健康作りにもつながっていきます。
今だけの健康を考えるのではなくて、
将来を見据えて、いま大変だと思うことも
積み重ねる努力は、いざという時に必ず力になってくれます。
病人の中でも、それまでの体力、筋力を持っていた人は
回復の仕方が全く違うという印象があります。
そのまま、下降線を辿ってしまう人と
以前の生活近くまですぐに戻れる人の差は
大きいです。
私の目標は、死ぬ間際まで、
自分で好きなところに行ける身体を持つことです。
あなたは、どんな身体でいたいですか?
そのために、今何をしていますか?
今日は、少し考えてみてくださいね。