シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
フードコートで、何度も
『だめでしょ！』 『やめなさい！』といった
言葉を使って子どもを叱っているお母さんがいました。
あなたは、この言葉どのくらい使っていますか？
今日は一日、自分の言葉を意識してみてください。
この言葉。
よほどの、危険な行動をやめさせたいとき以外は、
本当は使わずに済ませられる言葉です。
普通は、相手の行動を、否定する言葉ですから、
職場などで日常的に関わる大人に対しては、
あまり使わない言葉ではありませんか？
大人に向かって使わない言葉は、
子どもに対しても使ってはいけない言葉です。
スーパーマーケットでも、
『走ったらダメでしょ！』
『勝手な触っちゃダメ！』
こんな風に、連発しているお母さんを見かけることがあります。
でも、そんな風に言われ続けている子どもは、
大抵、繰り返して同じ行動をしています。
そしてまた、お母さんも、
同じダメダメ攻撃を繰り返しています。
もしも、日常的に頻発している場合は、
『ダメ！』という言葉を、ある言葉に置き換えてみましょう。
その言葉は・・・
『どうして、それをやりたいの？』
『なぜ、やりたいの？』
『どうしたら、いいのかな』
こういった、質問を投げかけることで、
子どもは、少し自分の気持ちを考えるようになります。
お母さんも、その時の気持ちを、
子どもに話して聞かせるようにします。
駄々をこねたり、好ましくない行動をとったとき、
子どもが、お話しできるくらいになったら、
行動だけを止めさせようとせずに質問してみましょう。
これを意識すると、
子どもへの、ダメ出しはかなり少なくて済みます。
子どもを否定することが減るということです。
上手に答えられなくても、
それは、そのままで大丈夫です。
気持ちを聞こうとするので、
子どもとのコミュニケーションも深まるきっかけになります。
試してみてくださいね。
