シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
昨夜、東京オリンピックの開会式が、
東京の国立競技場で行われましたね。
夜、遅い時間になってしまったので、
子どもたちは観れなかったかもしれませんが、
ピクトグラムをパントマイムで演じるという演出、
楽しくなかったですか?
青と白のタイツ姿で、
きびきびと50種目のピクトグラムを作り出していくのが、
見ていて、ちょっと笑ってしまいました。
ピクトグラムは公共の施設などでよく使われている
視覚的に意味を伝えるシンプルな絵記号です。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/07/1577754_s-300x200.jpg)
人間が受け取る情報のうち、8割は視覚からの情報といわれています。
国が変わっても、示される絵から、大体のことが伝わりますよね。
避難経路、道路の使い方、トイレの場所なども、
公共の場には大体示されていますよね。
今回のこの楽しい演出に使われた、ピクトグラム。
日本発祥なのだとか!
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/07/4993245_s-300x200.jpg)
1964年の東京オリンピックの際に、
「言語も習慣も多種多様な人たちに伝わるマーク」として
勝見勝、亀倉雄策氏などによって開発されたそうです。
このとき、デザインの著作権放棄されたことで、
日本だけでなく、全世界で案内表示として
広く使われるようになったそうです。
日本人として誇らしいですね。
今回デザインを担当したのはグラフィックデザイナーの
廣村正彰さんですが、
動きを伴って、このデザインが再現されるのは、
本当に見ていて楽しかったです。
子どもに、何か伝える時に、
このようなピクトグラムや、絵カードを用いることがあります。
特に、発達の特性から、視覚優位の子どもには有効で、
説明するよりも、絵やマークを使うことで、
すんなりと受け入れられることがあります。
子どもは、マークが大好きな子がいっぱいいます。
オリンピックの楽しみ方の一つとして、
たくさんの競技種目を、ピクトグラムを使って、
当てっこしても楽しそうです。
昨夜見れなかった子どもたちにも、
ぜひ見せてあげてほしいと思います。
オリンピックが開催されたからには、
選手の活躍をいっぱい楽しみたいと思います。