コミナスブログ 子どもの学習について

苦手な事は、見守りましょう

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。



あなたのお子さんは、手先の不器用さはありますか?



食具を使いはじめたり、制作で、折り紙やハサミなどを使い始める頃に、

気になりはじめるお母さんがいます。



保育参観などで、親子で制作なんかした時に、

他の子どもが、ハサミで上手にチョキチョキと、紙を切っているのをみて、

うちの子は・・・と、ガッガリしてしまう様子も目にします。



発達障害の子どもは、一般的に不器用な特性を持っています。


・微細な手先の動きや力加減の調節が苦手

・目と手の協調運動がうまくいかない

という場合があるからです。



苦手意識を持ってしまう事で、そのような活動が嫌いになってしまうと、

チャレンジする機会も自然と少なくなってしまい、経験が、減ってしまいます。



すると、余計に苦手になるという、負のスパイラルにハマってしまいます。



手先が不器用だとしても、苦手でも嫌いにはなって欲しくないと思うのです。



Kちゃんも、不器用で、年中さんの時にもハサミで紙を切ろうとすると、

先っぽの方で挟んで引きちぎるような状態でした。



でも、何かを作ることは大好きで、他の子に比べると、

できる作品はガタガタの断面だったりで、けして整ってはいませんでしたが、

いつも、やり直しなどさせず、のびのびと、

楽しんで取り組めるように見守っていきました。



作品ができると、お母さんや、先生にプレゼントしたりして、

喜んでもらっていました。



そして、卒園の頃には、チョキチョキと、

紙を進めて2回切る事ができるようになりました。



他の子どもより、ゆっくりですが能力は確実に伸びていきました。

今日のアドバイス

子どもが苦手なことは、楽しむことを目標にする。



親は、子どもに苦手なものがあると、

どうしてもそれを上手にできるようにしたいと頑張ってしまいます。



ピッタリくっついて、間違えないように練習させたり、

繰り返しやらせて訓練しようとしたりしてしまいます。



でも、それは逆効果。

あえて、苦手には、親は関わらないで、

子どもが自由にやれていることを見守りましょう。



でも、うちの子は発達障害だから、もともと手先が不器用だからと

諦めてしまわないでください。



そして、できていることを、そのまま認めていれば、

子どもなりに上達していきます。

まずは、苦手意識を持たせないことが大事です。

手先の不器用さを改善するには、その作業を練習するだけでは

改善しません。



全身の運動能力を高めることが、重要になります。

たくさん、身体を使う運動を重ねることで、

だんだんと細かな動作ができやすくなるのです。



これから、温かい季節になります。

外でたくさん体を動かしましょう。



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