コミナスブログ

すぐに決めて行動したらいい日になった

投稿日:

コミュニティーナースの石鍋てるみです。

昨日、友達と夕食を一緒にしてた時
今観たい映画の話になって
彼女が提案してくれた映画を
急遽今日観に行くことにしました。

「その映画、良さそうだね。観たいよね〜」で
終わってしまうことが多かったけれど
この頃、二人とも人生に
残り時間がないって語り合ってからは
こういった時、
「じゃあ、いつ行こうか」って
決めるようになった気がします。

そもそも、昨日の夕食も
「ちょっと、ゆっくり一緒に話さない?」っていうことから
すぐ、決めて実現しました。

今度、あそこに行きたいねって
二人とも思った時には
日時を決めてしまいます。

この時、どちらか興味がなければ
無理しません。

今回は、彼女の映画の提案に
私も行きたいってなったので
すぐに日程を探しました。

映画の場合は上映期間もあるし
お互いの休みも合う日でないといけません。

探し出した日が今日でした。
その先は、都合のいい日がありません。

しかも、今日はレディースデー。

選んだ映画は
『雪の花 ―ともに在りて―』

江戸時代末期の、福井の町医者、
笠原良策が
天然痘の予防策を子供達に施すために
尽力する状況が描かれています。

天然痘による死者がまだ多かった頃
怖がられていた疫病でした。

村に患者が出れば
隔離することしか方法がなかった頃
医師であっても、患者から
逃げ出してしまうほどだったということです。

特に小さな子どもの命を
天然痘から守りたいという思いは
きっとその時代みんなが願っていたと思います。

一人の町医者が、命をかけて
信念を貫き通し、その想いを現実にしていく姿や
その周囲の人々がその意思を信じ
協力していく様子に
現代にも通じる想いを感じました。

自分の当たり前という考えに疑いを持ち
新しい事柄にも関心を持つこと
常に、精進していこうとする姿勢が
大きな物事を動かし、
新しい世界を動かす力になるという状況は
今の、世界の常識の転換期に
マッチする内容だったと思います。

天然痘は日本では1956年以降発生はなくなり
世界保健機構(WHO)は1980年に
天然痘の世界根絶宣言を発表しました。

英国の開業医Edward Jenner が
天然痘の予防法として種痘を1796年に発明し
今回の映画に出てくるように
日本に種痘が取り寄せられたのが
1849年ということです。


その前後の笠原良策のことが描かれていて
痘苗を移動するのに最も確実である
人から人に植え継ぐ方法を苦労も
描かれていました。

日本人が、天然痘を
予防できるようになったのは
これまでの自分が信じてきた
知識を全て覆すくらいの
海外の医療知識を真摯に学び
天然痘から命を守りたいという
強い信念を持ち続けてくれた
一人の医師の働きがあったということさえ
知らなかったのでとても学びになりました。

自分はまだ、何も知らないんだという
謙虚な気持ちで常に学び、
自分を高めていくことが
専門職には特に必要だと感じました。

今日も、いい1日になりました。

やってみたいことを見つけたら
すぐに行動するという行動の軽さが
全てのタイミングの良さに乗っかるコツだと思います。

どんどん、自分の気持ちに合わせて
行動していこうと思います。

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