石鍋てるみです。
子育て、介護などをしていて
相手の反応が
自分の思うように返ってこなかった時
あなたにはどんな感情が湧いてきますか?
「せっかくやってあげたのに、わかってくれない」って
相手を責める感情でしょうか
「自分のやり方が悪かったのかな?」って
自分を責める感情でしょうか。
「忙しかったから、あの時これしか方法がなかった」って
周りの状況を責める感情でしょうか。
「やることはやったから、あとは相手の問題」って
その時々で切りをつけて次に向かう感情でしょうか。
相手を思い、常に与えることが多い育児、介護は
感情を揺さぶられる経験の連続です。
育児、介護に関わる人間には
とても重要な指針が必要だと感じています。
それは、自分がやっている手助けは
誰のための援助なのかをよく考え
意識して行うことです。
相手が困っているから助けるのか
相手に付き合うのが面倒だから助けるのか
自分を頼って欲しいから助けるのか
自分の気分が良くなるから助けるのか
相手からの反応で少しでもネガティブな気分になった時
相手に何を期待していたのか
フィードバックしてみましょう。
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例えば、子どもに反抗的な態度を取られた時
あなたの行動が本当に子どもの成長のために
必要だと感じて手助けしたことだったか
子どもを叱る前に、考えてみましょう。
親である自分の立場を守ることが
優先していなかったか
世間体を気にしていなかったか
子どもを支配しようとしていなかったか
子どもを信じられなくなっていなかったか
子どもの評価が下がることを恐れていなかったか
子どもの失敗が自分の恥だと感じていなかったか
お互いに気まずい関係になった時には
そこに、考え方、価値観の行き違いがあります。
相手を変えることはできません。
でも、お互いを調整し合うことは
できるはずです。
そのためには、自分の思いを
相手に伝えることが大事です。
頭ごなしに、相手を責めたり
全て自分が悪いと自分を責めたり
偏ってしまった考えの中で解決することは
後に問題は大きくなるでしょう。
失敗したら、その都度修正するしかないし
正解はありません。
相手がパートナーであっても
祖父母や子どもであっても
解決方法は同じです。
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大きな問題になる前に
自分の思いを伝える勇気を出しましょう。
私が一番苦手な部分ですが
少しづつでも、自分の思いを押し殺さず
伝える努力をしていこうと思います。
そして、相手の思いも
受け入れる努力もしたいと思います。