コミナスブログ 子どもの健康管理

原因不明の子どもの急性肝炎への対応

更新日:



シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。


世界で報告が相次いでいる
『原因不明の子どもの急性肝炎』。

4月25日に日本でも一人確認されてから、
約1ヶ月。
厚生労働省は今月20日に、
国内の報告は計24人と発表しました。

じわじわですが、増加傾向が見られます。😩

この肝炎を発症した子どもは、
通常の肝炎ウイルスに
感染していないことはわかっています。

そこで原因は不明な状況ということですが、
専門家はアデノウイルス41と呼ばれるウイルスが
きっかけになっているのではないか、
コロナウイルスのオミクロン株も
関与しているのではないか
などさまざまな仮説を立て、
調査を始めています。

世界各国で広がりを見せていて
肝移植が必要なほど重篤な状況になるという
情報もあって、不安を感じている親御さんは
多いのではないでしょうか。

アデノウイルスは、たくさんの種類があり
咽頭性結膜炎、流行性結膜炎などの
原因ウイルスになります。

これからの夏にむけて多くなる病気です。

特効薬はないということで
対症療法中心の治療となるのですが
この肝炎がアデノウイルスが
関係してるとなったら
なかなか、治療は困難だろうなと
感じます。

今回はアデノウイルス41という
感染性胃腸炎を症状とするタイプの
関与が指摘されていますから、
下痢、嘔吐、発熱などの症状には
注意して欲しいと思います。

だるそうにしている、
何となく皮膚が黄色っぽく見える
そんなことがあったら
肝炎の症状が疑われます。

必ず受診しましょう。



新型コロナウイルス感染症対策が
緩み始めてきた印象がありますが、
感染症はコロナウイルスだけではありません。

この2年ほどにわたって、
かなりアルコール消毒など
徹底されたことで、
他の菌、ウイルスにも何らかの変異を
起こしている可能性もあると思います。

あらゆるところに病原菌は
存在していますから、
避けて通ることは不可能です。

やるべき対応は、シンプル。

しっかりと、栄養と休息をとって
元気な身体を作ること、
手洗いを徹底することです。


身体にいい食べ物をとって、
しっかりそれを、消化、吸収できる
生活を送ること。

親が子どもにできることは
もう、それしかできない。😭

感染症が増えてきたからと
慌てて取り組んでも、
身体はすぐには変わりません。

毎日の積み重ねが必要です。

年中無休で取り組んでいくしか
子どもの健康を守ることはできないのです。

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