シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今日は秋分の日ですね。
昼と夜の長さがほとんど同じ長さである
秋分の日は、お彼岸の中日にあたります。
夕方日が暮れるのが早くなりましたよね。
ここ数ヶ月、母方のおばあちゃんの
夢を続けてみてしまい、
なんとなく、おばあちゃんと過ごした
遠い記憶を思い出す日がありました。
先月、妹と電話した時に何気なく
話題に上がった時に、
『そうそう、私もそうだったんだよね〜』
って意気投合。
これは、お墓参りくらい
おいでって言われているのかな〜と
二人して気になってしまい、
これは何かのお知らせだと思い、
このお彼岸にお墓参りに行くことに
決めました。
ということで、コロナで数年間
お墓参りを休んでいたという
実家の母も誘い、
新潟の方まで墓参りに出かけました。
実は、母親は毎年墓参りに
出かけていたものの
私と妹は小学生の頃に
行ったことしか記憶にないくらい
本当に疎遠になっていました。
今、母が元気なうちに
場所を聞いて確認しておかないと
もう、行くことさえできなくなります。
しっかりと風景を写真に撮り
ナビにチェックをして
確認をしておきました。
どうして、おばあちゃんを
思い出してしまったのか
理由はわからないのですが、
お墓に行ってみて、役目を一つ
果たしたという安心感が
ありました。
母の実家は、新潟の過疎地
冬は雪深くなる山奥にあります。
母は15歳からこの集落から
東京へ出稼ぎに出たわけです。
昔の子どもは、
大人だったなぁと感心するし、
心細さの中で旅立った、その頃の
母の気持ちも考えると
胸が締め付けられる思いがしました。
母が、東京に出て来なかったら
もう私はこの世に産まれていません。
代々命を繋いでくれたから
私がいるということを
もう一度感じることができて
感謝の気持ちが溢れました。
久しぶりに、両親と妹と
4人家族に戻り会話をする中で
いい感情ばかりでなく、
忘れていたネガティブ感情も
出てきました。
昔の自分に会えた気がしました。
まだ、癒やされていない傷があることに
気がつくことができました。
自分の中に隠れていた
気持ちに気づくことができて
見たくないけれど、
いい経験になったと思います。
もう一つ、自分を癒していきたいと思いました。