コミナスブログ 子どもの発育と発達

発達の順番に沿った育児に必要なこと

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

昨日は、生後2ヶ月で発達の方向が
間違ってしまっているということを
お伝えしました。

このブログを目にしてくれた
多くのお母さんは、
すでに、子どもが大きくなっていて
この時期を過ぎてしまっているという人が
多いのではないかと思います。

これから、出産される方が読んでくれたら、
赤ちゃんの抱き方から注意できますし
神経発達を邪魔しないように
活かせることですから、
私としてはとても嬉しいことです。

『赤ちゃん特に最低でも首が座るまでは、
胎児のように手足を屈曲して丸まった形で
抱っこすること』
これを意識してほしいと思います。


でも、実際は、育児が始まって
お母さんも出産後少し経ってから
育児について学ぶ人が多いと思うので
産前の方がこのことを知る確率は低いでしょう。

けれども今更、生後2ヶ月までに
注意しなくてはいけないことを
知ったとしても、もう遅いって
思わないでくださいね。

私は脅かそう、後悔させようと
実践できなかったことを
責めているわけではありません。

もしも、知らなかったことで
すでにやってしまったと
思い当たることがあっても、
今から、その部分をやり直すことで
修正していくことが期待できます。

じゃあ、具体的にどうしたらいいのか。

お子さんが、今おいくつかはわかりませんが
もしも発達に課題があると言われた
お子さんに必要なサポートの一つは
昨日のもお伝えしたデジタルデトックス。

これは、発達に課題があってもなくても
乳幼児期には必須事項です。


発達を促したい、修正したければ
絶対に取り組まなければなりません。

もう一つ大事なのは、運動です。

発達に課題が出てきているお子さんの多くは
脳幹部の育みができていないことが多く
筋肉の過緊張、体幹の弱さ
自分の身体のイメージができていない、
バランス感覚が悪い
過敏、鈍麻などを引き起こしています。

外から見えていない、内臓の働きにも
異常を起こし、内分泌系、自律神経も
乱れています。

それを育むには、
赤ちゃんが最初に獲得するはずの
筋肉の屈曲の働きを強化する必要があって
そのためには腹筋力、体幹力を育てるような
運動がお勧めです。

腹ばいで、30分〜1時間
遊び続けることができない子は
その運動を、
もしも、ハイハイをあまりしないで
歩行を始めてしまったお子さんであれば
もう一度、はいはい、高ばいを
やってほしいと思います。

細かい理論はとりあえず
必要なら後から学ぶとして
赤ちゃんが順番に獲得するはずの動きを、
しっかりクリアできているか確認して、
苦手な動き、不安定な動きがあれば
それを遊びながら獲得していきましょう。

お馬さんごっこ、雑巾掛け
はいはい競争など工夫次第で
鍛えることができます。

子どもは遊び、楽しみながら
発達します。

発達の順番は決まっています。
順番が抜けたまま、飛び級はできません。
できたように見えても、
どこかで、アンバランスさや、
誤動作が起こすことになります。

身体を使わずに、頭だけ駆使しても
脳は正常に働きません。

運動しないで、
正常な発達を促すことはできません。

子どもは、本来じっとしていないもの。

身体を自由に動かすことで
課題を獲得していきます。


椅子に座らせたままにしたり
同じスペースでしか動けないという環境は
子どもの心身の成長の機会を奪います。

自由にいっぱい身体を動ける環境作りを
意識してあげてほしいと思います。

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