コミナスブログ 子どもの学習について

医療的ケアを考える

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

今日は、魚座の満月。
お月様がとっても綺麗に見えています。

昼間は、『医療的ケア教員講習会』を
受講していました。



2021年6月に「医療的ケア児支援法」が成立し、
同年9月18日に施行されました。
この法律によって、国や地方公共団体は
医療的ケア児及びその家族に対する支援に
係る施策を実施する責務を負うことになりました。

認可保育園、学校でも
医療的ケア必要な子どもの受け入れていく
方向に進んできています。

医療的ケアの内容というのは
経管栄養(経鼻・胃ろう)
導尿・痰吸引(口腔内・鼻腔内・気管カニューレ内部)
血糖値測定・インスリン注射などが
基本行為を指してます。

介護の場面でも、介護士が
医師の指示書をもとに
吸引や、経管栄養を行えるようになって
在宅でのサービスに
幅が広がってきたという点では
良い面もあるのでしょうが、
なかなか、安全面や細かい制約もあって
難しい課題も残されています。

今度は、子どもたちの教育の場面でも、
医療的ケアは求められてきました。


安全面、リスク面を考慮すると
法律ができ、制度が進んでも
現場が対応しきれるのかという不安も
実際感じられます。

発達障害の子どもたちに対しての
特別支援教育なども、
実際、小学校などに支援教室などは
設置されましたが、中身の教育の充実は
どうなんだろうと
疑問に感じる面もあります。

今日のニュースで、
国連の障害者権利委員会が
日本政府へ勧告で、障害児を分離している
現状の特別支援教育をやめるように
強く要請されたとありました。

さらに、インクルーシブ教育が
求められてくるのでしょうか?

子どもにとっての教育の場所は
もちろん自由に決めることができるのが
良いと思います。

障害児、健常児分離されているとか
医療的ケアの必要な子どもは
受け入れを拒否されたり
保護者が同行しないと受け入れられないとか
そういったことはない方がいいと思います。

さらに、学力も個人差がありますから、
学年ごとのカリキュラム通りに
進んでいかないといけないシステムも
子どもの学びの環境を制限していると
感じるので、飛び級でも、
専門に特化した教育であっても
いいのではないかと思います。

ギフテッド向けの教育や、
芸術系、音楽系など、もっと
子どもの特性を伸ばせる
環境も、あってもいいと思います。

優秀なのに、お金がないから
医学部に行けないなんていうのも
なくなるといいと思います。

私たち大人が、子どものニーズに
応えられるような体制を作ることができれば
子どもは、自分の必要な学びの場を選び
教育を受けることができると思います。

今回、医療的ケア教員講習を受講したのは
看護師としての地域と技術を
介護職、保育士、教員などに
伝えることができたら、
介護、教育の現場での体制作りの
お手伝いができるかなと思ったためです。

まだ、難しい面もありますが、
少しでも、今よりも良い方向に進めるように
アンテナを張って自分ができることを
探していきたいと思っています。

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