シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
雨の日が多いですね。
今朝も、外は雨。
こんな日はゆっくり、のんびりしたくなります。
連休明けで、しかも月末に向かうこの時期。
そんなこと言ってられないという
人が大半かもしれません。
昨年の私はまさにそんな感じでした。
退職を前に、仕事の引き継ぎの用意や
まとめを必死でしていたことを
覚えています。
3月は新旧の入れ替わりで
いつもよりも増して
忙しくてソワソワしてしまいます。
そんな時期だからこそ、
意識して欲しいことがあります。
[落ち着いた機嫌の良い自分を取り戻すこと]
ソワソワ、イライラ状態のまま、
帰宅してしまうと、その忙しい雰囲気が
家庭の中まで伝わっていきます。
子どもがいつもより手がかかる、
まとわりついてくる。
なんだか、騒々しくなる。
そんなふうに感じるときは、
あなたがその雰囲気を醸し出していると
思ってください。
誰かが部屋に入ってきた途端に
その部屋に空気が変わるといったことを
経験した人は多いかと思います。
良くも悪くも、
人が醸し出す雰囲気は
すぐに伝わっていきます。
敏感に感じやすい人、
鈍感な人の差はありますが、
子どもは大人よりも敏感なことが多いです。
子どもは、外からの影響を
調整する力が未熟ですから
素直にその雰囲気に影響を受けてしまいます。
特にお母さんの雰囲気には
敏感です。
いつもと違う感じ、
ソワソワしている感じ、
不機嫌な感じ、明るく軽い感じなど
直感で受け取っています。
それを、心地よく感じない場合は
子どもはいろんなサインを出します。
駄々をこねやすい。
なかなか眠ろうとしない。
食事が進まない。
暴力的になる。
ベタベタしてくる。
言葉にならない違和感を
態度を変えることで表してきます。
子どもの前では、
親の落ち着かない感じや、
不安感や落ち込んだ様子など
できるだけコントロールして
表に出さないことが大事です。
でも、これがなかなか難しい。
繰り返し練習しかありません。
いつも、親が機嫌良く落ち着いていると
子どもは安定していられます。
その度に、雰囲気を合わせなくて済むので
いつも自分のままでいられることができるのです。
子どものために、そしてあなたのためにも
練習しましょう。
仕事が終わって
お迎えに行く時は、
一度大きく深呼吸して、
それまでの気分と切り替えることを
意識してみましょう。
落ち着いて、明るく優しい表情に
なれているか俯瞰して自分を見ましょう。
鏡を見て、仏頂面になってないか
怖いけど確認してもいいでしょう。
この一瞬を意識するだけで
子どもはあなたからいつも良い雰囲気を
受け取ることができます。
子どもの前では、
機嫌がいい自分でいると決めること
これが、育児にはとても重要です。
忙しい今こそ、意識してみてください。