コミナスブログ 日常からの気づき

『優先席』の表示で思うこと

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石鍋てるみです。

外出すると時々考えてしまうのですが
高齢者優先席、専用コーナー、
女性専用、障害者用スペースが
指定されていますよね。

近くの専用席が空いていても
高齢者が立ってるとか
赤ちゃん抱っこして乗ってるとか
よく目にします。

自分が乗った時に
席が空いていてもそこ座ることに
ちょっと罪悪感が出てきて
遠ざけて、離れたところで立っていたりします。

たまに座ったとしても
次々に乗り込んでくる人が気になって
対象になるような人がいたら
譲らないといけないという気持ちが働いて
落ち着いて座っていられません。

そうかと思えば、
特に優先席でなくても
気持ちよく席を譲っている人も
見かけます。

『優先席』

とても、配慮している感じはする一方で
そう決められちゃうと使いづらいというか
逆に、分断している気がして
寂しい気持ちにもなります。


大体のことは
その場の状況で席を譲り合ったりして
解決するように思えるので
もう少し曖昧にしても
大丈夫じゃないかなって
考えてしまいます。

やはり理想論で難しいのでしょうか。

外国では、このような表示は
見た事がないと聞いたことがあります。

席を譲ろうとしても
声をかけるのが恥ずかしいとか、
使いたいから譲ってって言えないとか
自分にレッテルを貼りたくないなど
いろんな思いが隠れていて
いまいち、うまく活用できてない気がします。

表示があってもなくても
うまく活用できるかどうかは
人同士のコミュニケーションの有無で
決まってくると思います。

上手に自分の気持ちを人に伝える技術
そして、人に甘えられる素直さ、
意地を張らずに、辛い時はそれを伝えても
恥ずかしいことではないというような
感覚が持てる社会がいいなと思います。


そうすれば、今より少しは
みんながたくさんのものを
シェアしあえると思います。

『自分のことは自分で解決しないといけない。』

そんな思い込みが強い人が多いので
頑張りすぎたり、頼れなかったり
自分の弱みを見せることに
ものすごく抵抗がある。

この感覚が払拭されないことには
世の中にいろんなサービスが
整ったとしても
なかなかうまく活用されない事態に
なると思います。

そして、問題は解決せずに
辛い思いを抱えながら頑張る人に
あふれてしまっているのが現状。

ベビーシッター、介護なども
自分の家に他人を向かえ入れることに
抵抗がある人が多い日本では
いまいち浸透していかないのも
この思い込みが災いしているのだと思います。

介護サービスを取り入れれば
もっと暮らしやすくなるのにと思える高齢者でも
自分だけで頑張ると言い張る人、
他人に迷惑かけたくないという人
自分の家に入れたくないという人は
結局、ギリギリになって大変な状態になってから
施設に入れるしかなくなるというケースを
たくさん見てきました。

こんなところでも、
自分の弱さを受け入れることや
他人を受け入れること
さらに、自分の素直な気持ちを
相手にしっかり伝えることが
重要になると考えています。

これができないと
自分の思いに沿った生き方、
幸せな生活はできないと思います。

社会からいろんな表示がなくても
各自の困難が解決して
循環する社会が実現できるといいなと思います。






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