コミナスブログ 支援者の心構え

子どもに教えながら、不用品を手放そう

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

あなたは、物を捨てることが得意ですか?

これは、〇〇さんにいただいた物だから、
高かったのを頑張って買った物だから
懐かしい思い出があるから
そんな思いがあって、
なかなか捨てられないし、
罪悪感を感じてしまうのがいやで
とりあえず、保留にしている人も
いるかもしれませんね。


物を大事に使わないといけない
人からの思いを、大切にしないといけない
贅沢をしてはいけないなど
自分の中に決めていることがあって
そこに背いてしまう行動だと
感じた時に、不安感や抵抗感を感じるのです。

小さい頃から教えてこられた
これらの決まりのようなものに
執着していると、
物が捨てられないで
溜め込んでしまうことになってしまいます。

いろんな思い入れの中で
暮らすことになりますから、
その空間にいるだけで、
心に重く靄がかかったような
圧迫感を常に感じたり、
脳の処理できる情報量を
超えてしまうくらいの
情報が入り込んできますから
常におちつかない状態になります。

あなたがもしも、
自分に当てはまるなーと感じたら
きっと家の中は今は必要のないものに
囲まれて暮らしている可能性があります。


物を多く所有したり、
高価な物を身につけることが
ステータスだと感じられた時代は
終わりを迎えました。

時代背景が変われば、
価値観が合わなくなることって
あるものです。

例えば、衣替え一つにしても
現代は気候も変化していますし、
常に寒暖調整が行われていることから
昔と違って必要性は無くなっているでしょう。

子供は、生まれた時から
今の時代にあった精神性を持って
生まれてきます。

親が時代に合わない執着に気がついて
変えていかないと、
子どもは一昔前の価値観を持たされてしまい
社会に出た時に
生きづらさを感じやすくなります。

大人になって、そうならないように
子どもにはそのような親の執着を
持たせないようにすることが
大事だと思います。

物を捨てることというよりも、
自分にとって大事なものは何かを
選択できる力を育てることは
今の時代にはとても重要です。

そのためには、子ども自身に
選択させる機会を意識して関わることが
大事になります。

おもちゃや、洋服など
身近な持ち物も、
子どもが好きなものか、嫌いなものか
必要か、不必要かなど
子どもが考えて、選択できるように
声かけしてください。


2歳くらいになれば
2つくらいから選ぶことはできますから、
今日はどっちの服にする?とか
何から食べる?とかでもいいですから、
子どもの意見を聞いてその判断に
従ってあげましょう。

親がこうさせたい、
せっかく買ったおもちゃだから
遊んでほしいとかいう思いは
まず置いといて、
子どもが今どうしたいのかを
考える機会を与えましょう。

そんな積み重ねが、
子どもが自分に必要なものを
選び取り、不要な物を捨てるという
練習になります。


選べるようになったら、
物の買い方、手放し方というように
行動できる範囲を増やしていく用意して
教えていきます。

子どもに教えていくことで、
あなた自身もできるようになってくるものです。

すっきりした、大事な必要なものだけに
囲まれる空間ができてくると
心が軽くなるはずです。

年度末で、新しい年度を迎える
区切りの時です。
良い機会ですから、
試してみてくださいね。

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