シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
昨日の羽生選手は
最初の方の4回転サルコーが
シングルになってしまいましたが、
そのあと、すぐに立ち直り
後半まで素晴らしい演技を
見せてくれました。
さすがの精神力ですね。
本当に感動します。
他の競技の選手も、
残念ながら結果に繋がらなかった方も
たくさんいますが、
見ていると自分も
もっと頑張らなくちゃと
勇気をもらいます。
選手同士が、お互いを励まし合って
成長していこうとする姿を見ると
人としての心の器の大きさも
感じられます。
人と自分を比較してしまうと、
その相手を嫉んでしまったり
逆に、自分はやっぱりダメなんだと
自己嫌悪に陥ってしまうという場合が
あります。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2022/02/23338654_s-300x163.jpg)
特に、SNSで知人の幸せそうな
投稿を見ると、
自分の身近な人だからこそ
そんな感情が起こりやすいものです。
そんなとき、
相手に対してどんな感情が湧いているのか
どうしてそう思ってしまうのか
内観してみると
今の自分の観念が見えてきます。
そして、その観念に気がついたら
その事を、反対から考えてみることで
嫌な感情から離れることができます。
これができないと、
なかなか、幸せになれません。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2022/02/22125443-300x300.jpg)
人のことも、自分のことも
許すことができない
心の狭さが幸せを遠ざけるからです。
本当は他人と自分を比べて
評価すること自体が
意味のないことなのですが
ついやってしまいます。
自分の事だけでなくて、
子どものことでも、
あの子は、うちの子よりも
走るのが遅いとか、
成績はあの子には負けてないとか
そんな風に比較してしまって
一喜一憂してしまう人もいます。
この感情を捨てることで、
子育ては気楽になるものです。
いろんなことに
寛容になれれば、その都度
辛い感情と戦わなくてもすみます。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2022/02/22700305_s-300x200.jpg)
自分の子どもの成長を
そのまま応援すればいいんだと
自分に落とし込めると
気持ちがぐっと楽になるはずです。
そうなるために、
いろんな場面で親は試される機会が
訪れます。
その都度、人の目や自分の価値観に
執着しないで
乗り越える練習をしていくのが
育児かもしれません。
きっと、オリンピック選手の
心の器の大きさは、たくさんの
観念を手放した末に
作られてきたのだと思います。
そんな目で見ると
選手一人ひとりを
ますます応援したくなります。