石鍋てるみです。
今年は、子宮がん・乳がん検診の
対象年度になっていて
実は、まだ受けていませんでした。
他の特定健診については
すぐに済ませていたのですが
その医療機関では
この検診は受ける事ができなかったので
すっかり、受け忘れていたことを
忘れていました。
先月、友人が
乳がん検診してきた
という話をしたのを聞いて
思い出しました。
託児の予約が入っていない日程で
すぐに受診できる医療機関を探しました。
初診でも、インターネット予約が取れる病院が
増えていて助かりました。
以前は、初診は予約できないところも
多かったように思えますが
便利になってきました。
一昨日は、乳がん検診日でした。
予約時間少し前に受付し
マンモグラフィ撮影し
の予約をとり清算まで
あっという間で30分はかかりませんでした。
こんなにスムーズなら
隙間時間に受けられたな〜って
感じました。
2時間くらいは覚悟して行ったので
とても得した気分でした。
でも、検診だったからだと思うのですが
とにかく、ベルトコンベアーに乗せられたように
受付、問診票記入、レントゲン室に案内され
裸になって撮影、終了と流れ作業で
機械的に済まされていくので
物になった気分でした。
受付や、技師さん一人一人が
決して冷たいわけではないけれど
決まり文句を誰にでも同じ感じで
話しているような印象でした。
丁寧で、嫌な感じはしないけれど
人と関わったという温かみが薄い。
少し寂しくて
物足りなさを感じました。
雑談がなく、作業に無駄がないから
そう感じるのかな？
清算も、自分で機械にピッて
カードを読み込ませて
支払うだけです。
すぐ隣に、コーヒーやお茶が
セルフサービスで
飲めるようにセットされています。
勝手に、飲んでいいよってことなんでしょうが
何となく、勝手に飲むのが
気持ち悪く感じてしまいます。
受付の人に、
「コーヒーいただいていいですか？」
ってお伺い立ててしまいました。
「どうぞ、お飲みください」
その対応の一言に
やっと人と触れ合った気持ちになれました。
その後、少しの間
カウンターでコーヒーをいただいている間にも
次々と、検診を終えた人が精算し、
その機械で飲み物を当たり前のように
無言で準備して、飲んでいます。
誰も、お伺い立てていません。
そして、飲み終われば、
紙コップを捨てて、
無言で出ていきます。
私ってやはり、変なのかな？
もうそういう時代なの？
ちょっと寂しい気がします。
誰とも話さないで
サービスを受けられるのは
一方では気楽です。
スーパーのレジだって
一言も会話せずに買い物できるようになりました。
でも、どこに行ってもこれでは
寂しいですよね。
病院なんて、本当に具合が悪い立場で来ていたら
孤独感をしみじみ感じてしまうんじゃないかな？
コーヒーをいただいた後
やっぱり無言で出ていくのは
気持ち悪くて
「コーヒーごちそうさまでした」って
一言受付の人に声かけてしまいました。
にっこり笑って反応してくれたのを見て
やはり、嬉しかったです。
インナーネットでの予約、
番号での案内など
これからも、人と関わらなくても
サービスを受けられる環境でも
人との関わりも大事にしたいと
思いました。
自分は、物ではありませんから。
今日は、婦人科検診に行ってきます。
これで、年内に健康診断が終了できそうです。
