シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
北京オリンピックが開催されていて
毎日選手のニュースが流れていますね。
昨日はスキージャンプ混合団体で、
1回目の飛躍後にスーツの規定違反で
失格となった高梨沙羅選手のニュースは
本当に気の毒で、どうして?という
気持ちがまず出てきてしまいました。
ジャンプ後のチェックで
スーツの太もも回りが左右とも2センチ、
規定より大きかったらしいですが、
あとから言われても・・・という
複雑な気持ちになります。
どうにか失格は逃れられないのか
理由を考えたくなってしまいます。
この瞬間にどれだけのスタッフが
関わって頑張ってこられたのか、
選手本人の悔しさはどれほどものもなのか
はかり知れません。
現実は厳しいことが起こります。
一見、理不尽に思えることも
受け入れていかなくてはいけない状況もあります。
いつまでも、この気持ちを残していても
解決できないことってありますよね。
過去にしがみついて、
それを変えようとしても
その努力は残念ですが無力に近いと思います。
わかっていても、なかなか執着して
離れられない気持ちと
どう折り合いをつけるのか
精神面を強さを求められます。
できれば、現状を好転させたい。
それを、見せてくれたのが、
今回の沙羅さんに降りかかった出来事です。
涙を流しながらも、2回目のジャンプに挑む
沙羅さんの心の切り替えかた、
精神的な強さに感激しました。
これだけ精神が鍛えられていなければ、
オリンピック選手は続けられないのだろうと
思います。
スポーツは、良い成績を出すことだけでなくて、
その過程の中にたくさんの挫折や感動があるから
やめられないのだと思います。
スポーツだけではありません。
どんなことも、
障害を乗り越える事、
新しい自分に挑戦することが
楽しくて、続けてしまいます。
それが、生きがいになります。
毎日、何かに挑戦できることは
幸せを感じることに繋がります。
小さなことでも、何か自分のために
挑戦して生きていきたいと思います。
今日は、フィギュアスケート男子に
羽生結弦さんが出場します。
金メダル3連覇に向け、注目が集まっています。
大きなプレッシャーの中、
きっとまた素敵なチャレンジを
見せてくれると思います。
楽しみです。