コミナスブログ 支援者の心構え

子どもは親を試しています

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

病院の待合室での事です。

2歳くらいの元気な子が
動き回ってはしゃいでいました。

中待合室の方まで
扉を開けて、
入って行ってしまいます。

お母さんは、困った表情で
あとを追いかけ、何度も連れ戻しています。

それでも、今度は廊下の方に走り出し、
お母さんもあとを追いかけます。

『〇〇ちゃん、そっちはダメでしょ』
と注意はしているのですが、
笑って、振り返り走っていきます。

結局、ずっと子どもの後を追いかけ、
連れ戻すを繰り返すことの
繰り返しです。

そのうち、抱きかかえて
椅子に座らせようとしても
嫌がってぐずり出します。


そして、泣かれるのを困ったのでしょう。
また、自由にさせると、
お母さんの方を見て走っていきます。

その子は、まるで
お母さんが連れ戻しに来るのを
楽しみにしている様子です。

だめだと言って注意していることも
本当にいけないことだとは
理解していません。

私から見ても、お母さんは
困った顔はしているものの
強さはなくて、許してしまっているのが
伝わってくる表情をしています。

周りの目も気になる様子です。

2歳にもなれば、
そのあたりの本気度は
感じとる力があります。

発達的に感じ取りにくさが
ある子どももいますが、
毅然と真剣に伝える事を
繰り返していくことで
本当にいけない事の理解は
少しづつ身につけていけます。

大人がどれだけ真剣に
その困った行動を制止させるために
取り組もうとしているのかが試されます。

ちょっとでも、このくらいいいかって
親自身が許してしまっていたり、
周囲を気にして叱れないとなると
子どもはそこを試す行動をしかけてきます。

こんな場面こそ、
親として成長するチャンスです。

子どもに合わせて、
待合室で迷惑にならないための
事前の準備をしてくるとか、
毅然とした態度で、
子どもにわかりやすく伝えることが
できているかどうか
見直す必要があります。

この子は困った子なんです。
いつも、こうなんです。
こんな風に、認めてしまうことで
子どもの成長は止まってしまいます。

反省するべきことは
大人の態度です。

2歳の子どもは本来
とても素直。

そして、お母さんが喜ぶことを
したいと思っています。
困らせたいなんて思っていません。

そして、お母さんが大好きです。
お母さんと楽しいことを一緒に
やりたいし、
独占したいと思っています。

そこを、わかってあげることで、
迷惑行動は無くなり、
お母さんに協力してもらえるように
なるはずです。

お母さんの気持ちを
しっかりと毅然と伝える事。

子どもの行動がその場での
好ましい行動であれば
お母さんの嬉しさを
しっかり伝えましょう。

時には、周りの目を気にせず
強くしつけることも必要です。

子どもの親なんですから、
自信を持ってくださいね。

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