シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
あなたは読書が好きですか?
読書は大好きという人。
読書なんて、何がいいのかわからない。
時間の無駄じゃない?と思う人。
読書には、たくさんメリットがあると分かっているけど、
読む時間がない。積読(つんどく)専門。
そもそも、本を最後まで読み終えることができない。
色んな人がいると思います。
私は、今でこそ、時間があれば読書したいくらい
読書が趣味になっていますが、
若いころは、読書すれば眠くなるし、
本当に苦手な方だったと思います。
でも、あることで読書スイッチが入りました。
今日のアドバイス
今の悩みの答えは、すでに本に書いてある
この一つの気づきでした。
看護師になりたてのころ、
患者さんとの間で、ちっとも共通な話題ができなくて、
落ち込んだことがありました。
私よりも、人生経験の豊富な社長さん、
飲食店の経営者、主婦、子ども、学生・・・。
うわべだけのあいさつ程度なら、どうにかできるものの、
どこか、会話がしっくりかみ合わないのです。
(どうしたら、コミュニケーションがうまくとれるようになるんだろう。)
しばらく、モヤモヤ自分で考えていたと思います。
何気なく、立ち寄った本屋さん。
たくさんの本が並んでいて、あるコーナーの前に行くと
不思議な事に、どんどん『私を読んでみて!』というように、
色んな本がアピールしてくるような感覚が・・・。
なんだか、わくわくして
そのうちの数冊を思い切って買って読んでみたのです。
そこには、私が知りたかった答えが、
いくつも書かれていました。
そして、実践してみると、本当に効果がえられたのです。
私の悩みについては、先人たちがすでに同じようなことを悩んでいて、
その解決法について、私よりも賢い方々が考え抜いてまとめた結果が
本として出版されているんだと、納得したのです。
この体験から、本は、自分を助けてくれる大事な存在になりました。
子どもを産んだあと、悩みも多く、
私はそのたびに時間を見つけては様々な本を読みました。
育児本から児童発達心理学などの専門書、健康・食育の本。
その時の悩みにマッチしているので、
書かれている方法を試したり、
自分にできないこともあったりで、試行錯誤しながらも、
上手くいったこともあったりで楽しく育児ができました。
全ての本が【当たり!】というわけでもないのですが、
その時の自分が気になる本を手にすることを続けると、
自分の「理想の子育て」が見えてきます。
あなたが、今子育てで悩んでいることがあったら、
とにかく、育児に関する本をたくさん読むことをお勧めします。
ママ友のアドバイスよりも、まず、先人の知識をインプットしましょう。
本選びで意識したのは、自分が読みたい本かで決めることです。
「みんながいいと言っている」から、
「ベストセラーだから」という本に興味は湧くのですが、
自分がピンっと来なければ読みません。
その時の自分に必要な本は、
自分のタイミングで出会うことができると感じるからです。
ただ、一つ やれなければいけない事。
自分にとって良い本に出合うためには、
たくさん読まなければいけないということ。
つまり、読書が好きでないと話にならないのです。
文化庁が2018年度に行った「国語に関する世論調査」によると、
1カ月に1冊も本を読まないという人は、
全体の約半数にのぼったそうです。
社会のリーダーといわれる人で、
読書をしない人はいないといわれています。
そのくらい、本から得られる知識は、重要視されています。
私は、読書で助けられたこと、
人生観が変わったと思うことがあったので、
子どもには、ぜひ本は読める人に育ってほしいと思っています。
何よりも、著者の思考、学びのまとめが、
手軽に手に入れられるのですから、
自分の一生に学ぶ知識よりも数倍も得られると考えれば、
読まないのがもったいないと思います。
悩んだ時にも、きっと解決してくれる本に出会い、
救われることもあると思います。
私は家庭の中に、読書が当たり前にできる環境を工夫しています。
・子どものいるところで私がいつも本を読む。
・手に取りやすいところに本を置く
・夜はテレビはつけない。
・図書館・本屋さんに足を運ぶ。
・親が読ませたい本ではなくて、子どもが選んだ本を与える。
・面白かった本をすすめておく。
(この時無理に読ませなくてもいい)
あなたがもしも、読書が苦手だったとしたら、
YOUTUBEの、本の要約チャンネルのお気に入りをみつけたり、
オーディオブックなど利用するなど、形にこだわらず、
本と接する時間を一日10分からでも初めて見ることをおすすめします。
あなたが、読書好きになれば、子どももきっと読書好きになって、
豊かに生きる材料を手に入れることができると思います。
読書力は、最重要スキルだと思います。
まず、読書が苦手なあなたなら、
子どものためにチャレンジしてみてください。
読書好きなあなたなら、その楽しさを子どもにも伝えてください。
読むべき本は、心がみつけてくれます。
気の向くまま、たくさん本を眺めてみてください。
『私を読んで!』って本が言ってくれます。