コミナスブログ 支援者の心構え

アウトプットの達人から学ぼう

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

私たちは、人と関わらずに
生きていくことはできません。

SNSや、溢れるほどの情報が
無料で手に入る状況の中にいると
1人でいても、
社会とつながっている感覚になって、
孤独感は感じにくい世の中です。

自分の好きなことをインプットして、
自分の中におこる感情を味わって、
思考をめぐらすことで
楽しめるので、居心地の良い空間です。

生活のほとんどが、インプット中心に
なっています。

子どもの社会でも、
同じようなことが起きています。

指示に従うこと、動画やゲームをして
過ごすことが多くて、
その中にいれば、安全だったりします。

ただ、このインプット中心の
世界にばかりいると、
社会に出ていったときに、
抵抗が生まれます。

社会では、自分の考えや思考を
相手に伝えなくてはならない場面が
どうしても出てくるからです。

自分の意見を決めること、
それを相手に伝える事ことができないと、
人間関係は成り立ちません。


人と関わる上で大事なのは、
相互に理解しあう関係を
作れるかどうかです。

いつも、人の意見に従うだけだったり、
全く意見を言わないという人は
社会では信用されません。

自分の思いを伝えるためには、
それを言語化する必要があります。

今までは自分のことを
受け入れてくれるという人たちの前だけで
話したり、書いたりすることだけで
日常が過ごせていた時代だったので、
人見知りでも、限られた社会では
生きて来れました。

でも、時代は大きく変わりました。

どんどん、自分の思いを発信できるほうが
もっと自分の世界を広げられる
楽しい社会に変わってきました。

自分の思いをアウトプットすることで、
人生が大きく変わることも
起こりうる世の中になっています。

これから自分らしく生きていくためにも
自分を上手にアウトプットする力を持つことが、
求められると思います。

私は、ちょっと昔の人間で
自分の思いをアウトプットすることに
強い抵抗感がありました。

自己アピールは、厚かましいこと
人に合わせて、調和を保つことがよいことで
周りに合わせる事ばかり考えて生きていました。

SNSがここまで普及する過程にも、
自分の考えがまちがっているかもとか、
人に誤解を与えるかも、非難されるかもなど
不安や怖さでアウトプットすることが
怖くなって、馴染めませんでした。

今でも苦手なのがこのアウトプットです。

それでも、自分を表現して楽しめる時代に
生きていきたいと思ったのです。

こうやって、ブログを書くというのも
アウトプットの一例ですが、
はじめはとても抵抗感がありました。

自分の思いを言語化して書くことは
思ったよりも書けないものです。

でも、自分のその時の思いを書くということで
自分が見えてきたりします。

アウトプットすることで、
自分の曖昧な部分がわかったり、
知っていると思っていたことが
本当は理解できてないことがわかったりして
インプットだけでは感じなかった
いろんなことが受け取ることができるような
気がします。

自分の思いを周囲に知ってもらうことで
仲間や知識も広がったり、
人から感謝されたりと、うれしいことがあって
アウトプットすることが
楽しいことだという考えに変わりつつあります。


これからの、子どもには、
このアウトプット力は
重要だと考えています。

自分の思いを言語化することを
小さい頃から日常で意識して関わることで
その子の人生は広がる時代だと思います。

まずは、子ども自身が感じていることを
話す機会を大事につくってほしいと思います。

アニメを見た後でも、何も働きかけなければ、
そのまま会話もないでしょうが、
実は子どもなりに感じたことがあるはずです。

楽しかった様子を見たら、
『どんなところが面白かったの?』
『どんなお話だったの?』
なんて、質問をしてみて、
何でも、話してみる機会を作ってみましょう。

また、子どもが好きなものがあれば
その事について質問してみると
たくさん話してくれたりします。

電車・アイドル・ユーチューバーなど
子どもが興味のあることは
話も弾みます。

『へ―そうなんだ』『よく知ってるね』
『どこで調べたの?』『勉強になったよ、ありがと』

こんな風に、話してくれたことに
共感や関心を示すと
アウトプットすることは
楽しいことだと感じてくれると思います。

また、自分はこう思う、
こっちを選ぶという自分軸も
生まれてきます。

自分の意見を認めてもらうと、
人と違う意見も大事にすることが
できるようになります。

そもそも、
子どもはアウトプットの達人です。

思いのまま、感情を表現できること
意思を頑固に伝えようとすることは
子どもの持った才能です。

手を焼いてしまう、うるさい、
周囲に迷惑をかける、
体裁が悪いなどという思いで
子どものこの才能を、
抑えて潰してしまうのは大人たちです。

思いきり出せる子は、
エネルギーが外に向く気質を持っていて
それがその子の才能です。

周りのことを気にせず、
思いのままに行動できる時期は
ほんの数年のことです。

たくさん発散させてほしいと思います。

今は、大人が子どもから
アウトプットを
見習うべきかもしれません。

大人は、子どもが
自分の思いを表現した時に
それを受け入れ認めていけば、
いいのです。

日常的に、自分の思いを伝えること
それを受け入れてもらうことの
繰り返しがアウトプット力を
鍛えていきます。

子どもと一緒に、
あなたも自分の思いを伝える日常を
送ってみてはいかがですか。



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