コミナスブログ 支援者の心構え

言葉は難しい

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石鍋てるみです。

親子関係ですれ違いって
いつから生まれてきてしまうのでしょう。

多くの親は、子どもに対して
幸せになって欲しいと願っています。


どんな親も子どものために
励ましや称賛の声かけをし、
その都度、子どもにとって良かれと思うことを
選択していると思います。



子どもが自己決定して
行動できないうちは
親が代わりに決断する機会が多いです。

その決断が、子どもの思いと
そっていないことに気が付かず
親の思いで推し進めてしまうといったことが
繰り返されることで
子どもは本来の自分でいられなくなります。


本当は、よく観察すれば
子どもが考えていることや
反応を察知することは
できると思うのですが、
親の都合でこの部分を
あえて見ようとしなかったり
小さなことほどその場しのぎで
親の我押し通してしまうことが
起きてしまうことがあります。

それが度重なることで
少しずつお互いの関係に溝が出てきてしまったり
共依存関係が生まれたりして
親子関係が複雑になってしまうのです。

思春期になって
子どものパワーが大きくなった時に
初めてその歪みに気が付く親が多いです。

あんなに従順でいい子だったはずなのに・・・。
いつも笑顔で明るい子だったのに・・・。
暴言や暴力を振るわれることもあります。

このように修復するにも
当人同士だけでは難しくなってしまうほど
問題が大きくなってしまうケースも
思春期にはよく見られる出来事です。



同じ言葉でも
子どもによって受け取り方が違うし
その時々のお互いの状況によっても
全く意味が違って受け取られることが
あります。

「頑張ってね」「えらいね」
そんな何気なく言ってしまう言葉掛けが
子どもにとっては
強制、追い討ちなど
プレッシャーとなっていることもあります。

親であっても1発でその時に
マッチした行動が取れるはずがありません。

ですから、子どもに何か指導した時
返事した時など何気ない関わりであっても
子どものその前後の様子に関心を持つことが
大事だと思います。

嫌な顔したり、表情が曇ったり
よそよそしくなったり
いろんな態度、反応があると思います。

思いがうまく伝わっていないと感じるなら
その誤解を解くこと
和解できるように
親も反省する点は認め
子どもに謙虚に接する態度を
持つことが大事だと思います。

「親だって間違えることがある。
ごめんなさい」と
子どもに言える親は
子供の間違えも許せますし
子供も自分の弱さを見せられる
雰囲気をつくることができます。

親子は分かり合えないもの。


何度も失敗しながら、
お互いを許しながら
信頼を深めていく努力が
必要なのです。



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