シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
あなたには、何度も読み返してしまう本はありますか?
育児が始まってからの私は、
自分の子どもへの関わり方が、正しいのかどうか自信がなくて
その答えを求めて、多くの育児書を読んでいました。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/01/4212056_s-300x200.jpg)
そんな中で、最初に自分に大きく影響した本が
子育てを意識して読んだ本ではなかった中にありました。
それは、哲学者、日本アドラー心理学研究者でもある
岸見一郎先生が書かれた【嫌われる勇気】でした。
2013年発売にも関わらず、今でもAmazonで自己啓発本カテゴリの中で
ランキング上位に入っている名著です。
自分が育児に自信が持てなかった本質がここにあったと、
とても感動したのを覚えています。
その後、子どものこと、親子関係を
もっと学びたいという気持ちから、
保育園に勤務する事になったわけですが、
アドラー心理学を、岸見先生のわかりやすい方法で書かれている
本の数々が、折に触れ心に刺さり、今でも役立っています。
今日のおすすめ
【子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気】
![子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気](https://res.booklive.jp/400216/001/thumbnail/2L.jpg)
読書はあまり好きではない人や、
まだ、アドラー心理学を知らない、
岸見先生の本を読んでいない人におすすめします。
短く簡潔に子どもへの言葉、
育児で心がけることなどが挙げられています。
隙間時間で、一つの章を読むことができるので
忙しいお母さんでも、少しづつ読んでいけると思います。
言葉の中で、一つでも、心に響くものがあったら、
ぜひ、アドラー心理学を学んでみてほしいと思います。
アドラー心理学では縦の関係を否定し、横の関係を重視しています。
また、アドラー心理学で大事な考え方は、「課題の分離」です。
技法面では、【勇気づけ】を重視します。
【共同体感覚】【目的論】・・・。
たくさんのキーワードがあります。
それぞれを、学ぶと本当に奥深く、
実践してみようと勇気ももらえるのが
アドラー心理学の好きなところです。
私もつまづくと、何度も、腑に落ちるまで
繰り返し学びなおすという状態なのですが、
育児においてだけでなく、これらを知ってから、
自分の人生の考え方が大きく変わりました。
この機会に、アドラー心理学に一度は触れてみてはいかがでしょうか。