石鍋てるみです。
先日ニュースで
塾の講師が生徒に対して
猥褻行為を繰り返していたという
話が流されていました。
その事実にもショックですが
もっと私が怖いと思うのは
そのことを、簡単に認め
肯定しまうことです。
しかも、1回でなく
同じ生徒に10回は行っていたと
証言しています。
教育者である立場の大人が
子どもに対して行ってしまった行為を
本当に悪いことだと感じているのか
疑問に感じてしまいます。
自分がやったと認め
証言することに対しては
隠そうとするよりはいいのでしょうが
簡単に認めてしまう態度に
どこかスッキリ納得することができません。
後悔するとか、
罪悪感をもっと感じているとか
そういう感情が
表情から少しも感じられない
表面的な薄っぺらな印象しか
感じられないのです。
この生徒に対して
自分がやったことが
どんな影響や傷を与えてしまったのか
理解しているのでしょうか。
塾という教育の場所で
そんな大人がいるとは
恐ろしいことです。
親が安心して送り出した先が
安心できないとなると
何を信じたらいいのか
わからなくなります。
一生懸命に塾講師として
頑張っている先生の方が
大多数だと思うのですが
こういう事件があると
オンラインの方が安心だと考えてしまうでしょう。
似たような大人の子どもに対する
わいせつ行為のニュースは
毎日というほど
取り上げられています。
大人が子どもを大切にしようとする
意識が欠如しているのか
他人だと思っているのか
いづれにしても
腹立たしく思う一方で
同じ大人として情けなく
残念に思ってしまいます。