コミュニティーナースの石鍋てるみです。
朝から、映画『国宝』を観てきました。
6月末に、たまたま
Eテレのスイッチインタビュー
「吉沢亮×四代目 中村鴈治郎」を観て、
この映画を観たいと思っていました。
たまたま仕事もなく
水曜日のレディースデーだったこともあって
昨日、急遽思い立っていくことにしました。
友達に話してみると
彼女も気になっていた映画だということで
一緒に観に行くことになりました。
8時55分からの回でしたが
ほぼ満席でした。
チケット購入していなかったので
残り少ない席を確保できて
早めに行って正解でした。
前評判がいいということは
後から知ったのですが
評判通り、とても感動する映画でした。
何度も涙が出てしまいました。
物静かに、物語が展開されていくのですが
少ない言葉の裏にある複雑な感情が
見ている側に感じとれるので
感情が動かされてしまいます。
3時間近い長さの映画ということで
通してみれるかどうか
ちょっと心配でしたが
あっという間の3時間でした。
歌舞伎の女形を演じる
役者の凄さがとても感じられた作品です。
綺麗な仕草、踊り、
声の出し方どれをとっても
本当の歌舞伎役者のようでした。
ぜひ、多くの人に見てほしいです。
ただ、終了後、ある男性が一言
「ちっともわからなかった」っていうのが
聞こえたと、友達から聞かされました。
中には、そういう人も出てくるのは
仕方ないと思います。
本でも映画でも
受け取り側のタイミングや力が
必要な作品があると思います。
『国宝』はそんな映画かもしれません。
