石鍋てるみです。
家族の中で、引きこもりや不登校
暴力行為がある子どもがいた場合
どうしても、その子どもをどうにかしないといけないと
考えてしまいます。
でも、その思考のベクトルが
子どもの方にばかり向いていると
さらに問題が大きくなっていく場合が
多いように思えます。
思考は現実化するという
話にも通じるのですが
願った通りのことが
起こってしまうということです。
子どもに学校へ行ってほしいと
願っていると
学校に行ってほしいと願う状況が
継続し続けます。
心配しているとその心配する状況が
続くのです。
無関心になった方がいいと
いうのではないのですが
その問題に執着することから離れて、
子どもへのベクトルを
親である自分側に向けて、
親自身がまず自分を振り返り
関わりを変えてみることから始めることで
流れが変化することがあります。
他人を変えることはできませんが、
雰囲気に変化が起こることで
他人も影響されていつもと違う部分が
表出するということが
起こる可能性があります。
子どもを変えたいという時には
まず親が変わることが先。
いつも同じパターンの返答を
思い切って変えてみるのも
関係性の変化を生むきっかけになります。
悩みの落とし穴に
ハマってしまっているうちは
視野が狭くなって、
解決方法が見つけられません。
一度、落とし穴の外へ出てみないと
状況が見えません。
悩みの中で悶々としている時には
第三者の力を借りることも大事です。
親自身が思っている自分の姿が
全てではありません。
他人から見た自分の印象を聞くことで
別の自分の姿に気づくことができます。
親自身が自分をよく知ることから
親が変わっていくことができます。
まず親が自分の行動を変えることから
考えてみましょう。