シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
昨日は、誕生学を伝える活動をしている
知人のお誘いで、
サポーターとして、参加してきました。
今回は中学3年生に向けて
人の誕生についての講義と
妊婦体験、赤ちゃん人形を使って
実際の大きさや抱っこの体験など
実践しました。
男の子も、約8kgある
妊婦のようなお腹や乳房を型取った
ジャケットを身につけ、
最初は恥ずかしがっていましたが、
そのうちに、走り出してみたり、
マットの寝転んでみたりして
その重さを実感しているようでした。
下に落としたハンカチを拾い上げることや、
仰向けに寝ることが
大変だという事がわかることで、
妊婦さんをみたら、
優しくしてあげようと思うという
声も聞かれました。
また、最後の子どもたちの感想では
お母さんがどんな思いをして
自分を産んでくれたのか少しわかった。
感謝しようと思うと
言っている子もいました。
コロナ禍でない時には、
実際に赤ちゃんに会場に来てもらい
遊んでもらったり、抱っこしたりという
実践を行なっていました。
子どもたちが、親になる前に
赤ちゃんとたくさん触れ合っておくことは
とても大事な経験だと感じています。
言葉を使わないコミュニケーションに
慣れておくことや、
お世話の仕方などを近くで見たり、
経験しておく回数が多いほど、
実際に親になるときに推測ができますし、
心に余裕を持って関わる事ができると思います。
特別な機会を持たなくても、
いつでも赤ちゃんと関われる環境があると
育児に対しての不安感は
だいぶ解消されるのではないかと
思っています。
4月から、親の同意なく
18歳で結婚ができることに
なりますが、
子どもが自分の人生の中で
命を預かることの自由と責任を
しっかりと学んで後悔のない時期を
選んで欲しいと思います。
誕生学を学ぶことで、
命の尊さ、自分が生きていることの
奇跡を感じてもらえたら嬉しいです。
このような活動に声かけしていただけることに
いつも感謝しています。