石鍋てるみです。
今日は、花火大会がありました。
4年ぶりということで
いつもより、観客が多いことが
予想されていたので
出かけることに躊躇していたのですが
やっぱり夏の風物詩。
近くで大きな花火を見る機会は
少ないですから
思い切って出かけてみました。
子どもが小さいうちは
喜ばせようという気持ちで
出かけていたものですが
今では、子どもは子ども同士。
それぞれ、お友達と約束をしていて
もう、私と行く子はいません。
どれくらいが、ちょうどいいのでしょう。
だから、今日出かけたのは
自分のためだけ。
自分が綺麗な花火を見たいから行く。
自分が楽しみたいから行く。
これって、贅沢な時間です。
自分が思った通りに
自由に時間を使えるんですから。
好きな場所を決めて
シートを敷いて
枝豆を食べながら、ビールを飲む。
幸せでした。
初対面の両隣のシートに
座っていた方と
ちょっと会話しながら
大きな花火を見ている一瞬一瞬が
とても気持ちいい時間でした。
でも、後ろの方から
怒鳴り声が聞こえてびっくり。
目の前の通路を通りながら
止まってしまって
花火の写真を撮っていたり
そのまま立ち見をしている人に向かって
「そこ〜っ!すわってください!!」
「通路なんだから、止まらないでください」
「全然見えないじゃん!」
確かに、私の目の前にも
通行中なのか、立ち見なのか
わからない人の列ができていて
通行者が通れないくらいになっています。
警察官からも
誘導の声掛けがあって
確かに、そこにいる人は
違反行為をしているわけです。
確かに後ろから怒鳴った人は
正論を伝えているとも言えます。
イライラしている様子が
伝わってきます。
でも、同じ状況でも
私の隣の人のように
楽しい時間を過ごせる人もいます。
ルールを守れない人が気になって
仕方がない。
自分の邪魔をする人が気になる。
その一方で
今は花火を見ることに集中できる。
迷惑行動をとる人を見ても
そこに感情を左右されず
状況として冷静に捉えられる人もいます。
あなたはどうでしょうか。
自分がやってはいけないと
強く思っていることを
平気でやっている人を見るっと
イライラしてきますか?
それとも、俯瞰してみていますか。
イライラの感情をそのまま
周囲にばら撒いてしまうことは
やはり控えた方がいいと思います。
正当な理由があっても
その場の空気をネガティブに運んでしまう言動は
避けた方がいいと思うのです。
現にこの怒鳴った人の言葉を
聞き入れてくれた人は
残念ながらほとんどいませんでした。
こうあるべき、正しい行動をとるべきという
気持ちはとてもよくわかります。
でも、それにこだわってばかりいると
自分にストレスが溜まってしまいます。
自分の心を守るには
上手にそのこだわりを外すことが必要です。
少し、正義感や完璧主義の部分を
適当に緩めることで
同じ状況であっても
楽しく過ごしていくことができます。
時には正しさを追求するばかりでなく
楽しさを追求できるような
余裕を持てるといいなと思います・