石鍋てるみです。
保育園に行ってみたところで
熱が高かったということで
受け入れてもらえなかったお子さんが
今日も『一時保育専門託児ルームコミナスキッズ』に
問い合わせしてくれました。
今、私の地域では
発熱、鼻水、咳、下痢といった症状で
受診しても夏風邪と言われるような
感染症が増えています。
また、朝から気温が高く
体温調節機能が未熟なお子さんについては
保育園の登園時検温での
発熱の判断は難しい点があります。
登園したとき熱が高いとなると
その瞬間だけを切り取って
その子の体調を見極めなくてはなりません。
しかも、不機嫌で泣いていたり
表情が冴えなかったりが
重なっていると病気の熱なのか
一時的な熱なのか特に判断に迷います。
関わった保育士がどのように判断するのかは
経験や知識、その保育士の責任範囲などにも関わっていて
とりあえず、受け入れはやめておくほうが
安全だと判断しがちだと思います。
私が、保育園勤務だった頃
この受け入れの判断は
いつになっても難しい場面でした。
通常の保育園では発症しているお子さんは
保育することができません。
登園許可が必要な病気については
診断前の発熱や発疹を見過ごして
お預かりしたことで
集団感染へつながってしまう場合もありますから
症状の見極めは重要になります。
特に、保育園には
妊婦さんや、免疫を獲得していないお子さんも
が出入りしていますから
注意する必要があるわけです。
一方で、登園の時だけの熱の値をみて
受け入れてもらえないのは
親御さんにとっては
非常に困ることだったりします。
もう何度も、それで連れ帰り
結局、しばらくしたら
熱は下がってしまったという
状況が数回続くとさすがに、
もう少し保育園で様子をみてもらえないかと
憤りが出てきてしまう気持ちもよくわかります。
ちょうど、その間の部分で
うちのような場所が機能できれば
少しは親御さんと保育園の抱える課題を
少なくすることができるのではないかと
思っています。
今朝、３７.7度のお子さんは
現在、３７.1度になっています。
不機嫌に泣いていたのも
眠さがあったらしく、
寝かしつけすると、すぐに寝てしまい
起きたあとは機嫌よく過ごしています。
実際、疲れているような様子も見られるので
今日は、大きな集団での保育での活動は
難しかったかもしれません。
保育園では、１日の決まったスケジュールで
動いていますから
一人だけゆっくり寝ていていいよとは
できないのが現実です。
1日にお預かりできる人数は
わずかですが、
小規模ならではの託児の良さも活かしながら
育児支援ができたらいいなっと思っています。
