コミナスブログ 子どもの健康管理

健康のために頑張っていることを見直そう

投稿日:


石鍋てるみです。

心臓手術を終えた知人が
食事指導を受けていて
食事に気をつけて生活しているという話を
してくれました。

健康相談を受けていると
みなさん健康にはそれなりに
気遣っているというのが
よくわかります。

そして、続いて出てくる言葉が
「わかってるんだけど続かないんだよね〜」
「わかってるけど、やめられないんんだよね〜」という言葉。

これって、本当によくわかります。

私も、添加物や砂糖は
よくないことはわかっているけど
時には、ジャンクフードやスイーツを
食べたくなる。

完全にやめるべきって
こだわり続けるほど
意志が強くない。

こだわることが、かえってストレスになって
身体を悪くしそうだし
免疫力も下げてしまいそう。

自分の身体は、自分でしか守れない。
自分が許可すれば自分を害することもできる。

自分が納得できるバランスで
覚悟の上で取り組んでいくのが
習慣かもしれません。

それでも、せっかく身体に良かれと思って
頑張って取り組んでいることが
逆に身体を害していることだとしたら
とても残念なことだと思います。

育児や介護で
家族のためにと思って頑張って取り入れていることが
逆に身体を痛めてしまうことだったらと思うと
とても残念です。

それが、この知人が
頑張っている食習慣の中にありました。

それは、減塩です。


塩分の取り過ぎに注意しましょうという
高血圧や、心臓病の食事指導で
必ず指導されることです。

彼は、その指導をしっかりと
守るべきと、減塩に取り組んでいました。

醤油は減塩醤油を使ってるし
お味噌も減塩味噌。

とにかく、減塩と謳っている商品を選択し、
自炊しているということでした。


このような商品は
私は身体には毒だと思っています。


本来、天然の良い塩は
身体にとって欠かせない大事な働きをするものです。

保存、防腐、ミネラル補給など
塩はそれだけで本来多くの役割を担える
大事なものです。

自然なものは、身体でしっかり消化、
代謝されますから
摂り過ぎれば、身体から出されたり
不足すれば取り込まれたりという
ことが行われてバランスをとっています。

人の血液中の塩分濃度も
決まっています。

食塩は「NaCl(塩化ナトリウム)」ですが、
このナトリウムの代わりに、
「塩化カリウム(KCl)」を一定量使ったものが
「減塩食塩」です。

カリウムが多く取り込まれることになると
腎臓病の人はもちろんよくないですし、
健康な人でも、その排泄のため
臓器に負担をかけることになります。

また、上質の醤油のような
味わい、保存期間に近づけるためには
他の物質(添加物)を多く使って
商品を使うことになります。

減塩醤油の原材料を見ると
たくさんの物質名が書かれていますよね。

あれを見ただけでも
食べないほうがいいなと思ってしまいます。


それより、調味料だけでも
上質の天然のものを使うことと
使用量を減らすことや、
旨み、酸味など他の味わいを足すことで
調整する方がしっかりと安全に減塩できると思います。

本当のことを言うと
本当に減塩って必要なの?とは思うのですが
確かに、しょっぱすぎる味になるくらい
食べてしまうことはよくないので
気をつけましょうといった方が
指導はわかりやすいのかもしれませんね。

しょっぱい味付けを避けたい場合は
やはり、日頃の食事の味付けに
慣れていく子どもの食事は重要です。

なるべく、調味料に頼らない
自然の旨みを感じることができるように
心がけておくことが
大事かと思います。



でも、ある程度の塩分補給は
絶対に必要です。

昔の人は塩を舐めながら
仕事をしたり、旅をしたりしていたわけです。

塩化ナトリウムといった塩ではなく
天然のお気に入りの塩を手に入れて
食事に取り入れていくことから
初めて見てほしいと思います。

この知人も安い食卓塩を使っていましたが
変えてみるそうです。
知らなかったから、身体に悪いことを
やってしまっていたことに気がついたようです。

糖質制限、カロリーオフなどの製品もやめると
言ってました。

美味しく、安心な食事を食べてほしいですから
楽にできることから取り組んでほしいと思います。
今、健康のためにと取り入れていることを
見直してみませんか?

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