石鍋てるみです。
ゴールデンウイークに突入ですね。
海外旅行という人もいれば
近くの公園でバーベキューとか
自宅でのんびりしますという人まで
過ごし方はさまざまですね。
知人が先月初めに
バーベキュー場を予約しようとしたのですが
この連休はすでに埋まってしまっていたそうです。
私は、特に予定をしていないのですが
あなたは何か予定はありますか?
せっかくですから、
日常ではなかなか取り組めないことを
やりたいものです。
大型連休明けというと
保育園では慣らし保育を終えたはずの
お子さんがまた振り出しに戻ってしまうと
いった現象が起こることがよくありました。
また、連休疲れや
集団生活での積もっていた疲れが出るのか
体調を崩してしまうお子さんも
増えてきます。
やっと仕事復帰というタイミングで
保育園を満足に通えないといったことで
働くママにとっては要注意な時期。
保育園に通ってくれているだけでも
ありがたいと感じるのもこの時期です。
子どもが、毎日保育園や幼稚園に
元気に行ってくれることが
どれほど、親にとってありがたいことか
忘れてしまいがちです。
これがまた、小学生になって
子どもが学校に行きたがらないとか
楽しくなさそうに学校に行く姿を見ると
当たり前に行くべきところに行ってくれることが
ありがたいことか実感すると思います。
親にとっては子どもが毎日
決められた場所に行ってくれることが
日常の安心感の基盤かもしれません。
でも、今の時代
オンラインで学習もできるし仲間も作れる。
家庭から出なくたって
困らないという状況になっています。
小学生くらいになると
何も、嫌な思いをしてまで
学校に行く意味はあるのかと
子どもに質問されることって
あるかもしれません。
特に、学校で嫌なことがある時
人間関係でトラブルになった時など
この思いは募ってくるでしょう。
子どもの落ち込む姿や
悩む姿、足取り重く学校に向かう姿を
見ては、親としても心が痛むことも
あるかもしれません。
確かに、今辛い思いをさせなくても
いづれ大人になれば自由になるのだから
無理させなくてもいいんじゃないかって
悩むこともあるかもです。
そんな時、親は子どもに
どのように対処するべきなのでしょうか?
励ますこと?相談に乗ること?
子どもの選ぶ道は子どもが選ぶべきです。
試練から逃げるのか
乗り越える努力をするのか
どちらも子どもが決めること。
学校は、社会に出るための予行練習場だと
言われています。
確かに勉強だけなら自己学習の方法は
いくらでもありますから
学校に行かなくてもいいかもしれません。
でも、学校には
嫌いな人、自分と合わない人
好きな人、理不尽なこと、
年齢の違う人などいろんな人が交流します。
独自のルールもあるでしょう。
そんな中で、自分を作っていく
磨いていく場所で、しかも失敗しても
ある程度守られる、やり直しが効くという
空間が学校です。
社会の縮図があるのが学校。
学校がそれに向いているのは
自分が選べる場所でないことと
ある時間がくれば関係が変わること。
練習にはもってこいの場所です。
ここで、しっかり練習を重ねておく経験は
社会に出ていくためには絶対に必要だと
私は考えています。人は人間関係からは逃れられません。
子どもは、その練習場にいつも出かけているのです。
そこでは、楽しいことばかりではない
大変なこと、辛いこととも戦ってきています。
当たり前に通っていること自体が
とてもすごいことだと
わかってあげてほしいと思います。
これがわかれば
家庭が子どもをゆっくり休ませる場所だと
いうことが理解できると思います。
家に帰ってからも
学校と同じ価値観で評価されたり
頑張らないと認められないような環境では
子どもの心は潰れてしまいます。
大人も家に帰ってから
仕事をもっとがんばれ、
サボっちゃダメだと
言われ続けたらどうでしょうか。
それよりも、
「お疲れ様〜」って笑顔を向けられる方が
次また頑張ろうってなりませんか?
子どもに対しても同じです。
せめて家庭では、
戦ってきた子どもに
「今日もお疲れ様〜。元気に行ってきたね。」って
暖かく迎えてあげてほしいものです。
そして、美味しいご飯と
家族の笑顔。
リラックスした空気感が
子どもに安らぎを与えて
エネルギー補給ができるのだと思います。
家庭は子どものバッテリーだと思います。
しっかり、充電できれば
外に出る元気が出るものです。
子どもが家庭から離れて
活動していることを当たり前だと思わず
頑張りを認めてほしいと思います。
この連休は子どもに
たくさんエネルギーを充電してあげてほしいです。