石鍋てるみです。
雨が降っていて、
空気がしっとりして気持ちいいです。
花粉症の症状で苦しんでいる人にとっては
恵みの雨かもしれませんね。
花粉症の症状といえば
鼻水、くしゃみ、鼻詰まりが3大症状ですね。
また目にも流涙、痒み、充血などが出て
私の友人も辛そうにしています。
毎年、薬を飲んで凌いでいるそうです。
花粉症は、単純に花粉が原因と
考えられてしまいますが、
花粉へのアレルギー反応というよりも
大気汚染が原因ということは
あまりメディアなどでは取り上げられないので
知らない人が多いのではないでしょうか。
このことは国立環境研究所の報告など
多くの研究報告がかなり前から指摘しています。
スギ花粉症は1964年に初めて報告されてから、
年々増加の傾向にあります。
それ以前にも、もちろん花粉が多く
飛散することもあったはずだし、
もっと、花粉の影響を受けやすい場所に
住んでいる人もいたはずです。
それなのに、この年代から急速に
花粉症という病名が騒がれるようになりました。
ちょうど、高度成長期を迎えて
大気汚染による環境への影響が出てきた時期と
花粉症の発症数の増加が
関連しているということです。
それで、本当の原因は花粉だけではないのではないかと
研究されたわけです。
でも近年は、多くの人はこの季節になったら、
天気予報で花粉の飛散状況が流れるのが当たり前、
薬を飲むのも当たり前になるくらいに
私たちはそれを受け入れてしまってるように思います。
難しいことは、研究結果が出ていますから
気になる人は読んでみるといいと思いますが
今では衛生状態、食事内容、大気汚染物質など
いくつもの要因が関与している可能性が指摘されています。
花粉が多く飛散する時に症状が強く出るのは
花粉に大気汚染物質が付着して
私たちの身体に入ってしまうからです。
まずは、大気を綺麗にすることが花粉症対策には、
大事だと思うのですが、この部分については
何か都合があるのか、公にはされません。
症状を防ぐための薬やグッズの宣伝
早めに受診しましょうとか
どうしても、対症療法が宣伝されます。
いつまでも、これらにお金を使っているのは
おかしいですよね。
症状は本来悪いものではありません。
きちんと悪いものに対して
身体が悪者から守ろうと反応をしているのが症状です。
その症状を抑えることで
かえって身体にとっての毒物は
身体に蓄積されてしまいます。
うまく排泄されなければ
次はもっと少量でも症状が出てしまうということに
つながります。
でも、実際症状が出ていることは
不快で辛いですから
すぐにそれを取り除きたくなって
即効性のある薬に頼りたくなりますよね。
これも、仕方ない選択だと思います。
でも、やはり毎年それを繰り返すことに
慣れてしまうことは避けてほしいと思います。
私たちの身体は必ず治る力を持っています。
外部からの悪い物質を身体に取り込まないで
頑張ってくれるのが免疫です。
ここでも、身体に備わっている免疫機能の高さが
重要なのですね。
免疫力を高めるために大事なことは
身体を作るために取り込む食事を見直すことが
一番最初に気をつけることだと思います。
私たちの身体は、食べ物で作られていますから
この入り口から身体にとってよくないものが入れば
健康な身体は作られません。
花粉症に効くと言われる食べ物は
結局は身体を元気に保つための栄養素が
含まれているものです。
即効性は期待できないのが残念ですが
毎日の積み重ねが免疫力が高い良い身体作りに
つながります。
特に子どもの身体は成長期ですから
どのようにも変わってきますし
変化するのも早いはず。
花粉症だからと諦めたり
受け入れてしまわないで、
改善できる病気だと考え直して
取り組んでほしいと思います。