コミナスブログ 支援者の心構え

病児保育への考え方

更新日:

石鍋てるみです。

昨夜は、半袖だと寒いくらいでした。
夜も冷え込んでましたよね。

先週から今週にかけて
病児保育の希望が多くなっていて
夏風邪と診断される子が
ご利用されました。

暖かくなってくると
活発化するウイルスたちが
悪さをしてくるわけですが
共働きのご家庭では
本当に困る時期です。



仕事復帰したばかりで
急に休みを取ると言い出しにくい
ご両親の状況が
痛いほどよくわかります。

病児保育室は
病院や保育園、子ども園などに
併設される形で
少しづつ増えてきた傾向が
あったものの、
コロナによって、
利用者が減ってしまった
(0になったところも多い)ことで
経営が成り立たなくなって
閉鎖してしまったところも多いと聞きます。

在宅ワークが普及したことも
利用者が減った一因になったとも聞いてます。

設備を整え、保育士、
看護師を雇って経営するには
いつ利用者が来るのかわからないし
定員も決まっているということでは
収益が不安定なことから
なかなか続けていくのが難しいというのが
現実だと思います。

併設しているところは
病院なり、保育園などの方の
収益を回さない限り
単独経営は困難でしょう。

けれども、いざという時には
病児保育の存在は重要です。

核家族が多かったり、
祖父母が高齢な家庭も増えていて
祖父母に頼ることもできない人も
多いと感じています。

誰かが近くで育児を
お手伝いできる環境が
必要だと感じています。



子どもが病気の時くらいは
親が対応できるような
労働環境であることは
願うところですが、
たとえ、そうなったとしても
現実、人間関係の部分では
解決できない問題は出てきます。

休んでいいよと勤務先で
補償されたとしても
同僚がみんな許してくれるとは
限らないのが現実的な問題です。

いつも、子育てをしている自分に
後ろめたさを感じながら
仕事をしていた自分を思い出します。

私が勝手にそう思っていただけで
実際は、そんなことがなかったのかもしれません。

でも、1ヶ月の間に
数日も欠勤や早退が続いてしまうことで
負い目を感じずにはいられなかったのです。

ですから、以前の私のような
悩みが少しでも緩和してもらえたら
地域で私が働く意味があるんじゃないのかなって思い
この『一時保育専門託児ルームコミナスキッズ』を
始めたわけです。

いつ、ご利用者が必要としてくれるのか、
病児保育なのか、障害児保育なのか
対象も、日時も先読みすることはできません。

それこそ、経営という部分では
待つことしかできませんから
収入が安定するという保証もありません。

けれども、いくつかの私が持っている
条件を組み合わせることで
私にしかできないことが
ここにはあると信じて始めました。

そして、1年やってきて
徐々に感謝の声も
いただけるようになってきました。

病児保育の受け入れには
しばらく、悩んだ日もあったのですが
ここに取り組むことが、
私の役割だと思いましたし、
私がやらなくて誰がやれるの?と
考えて踏み切っています。

保育園経営者の方々にも
理解していただき、
応援してくれる方も出てきました。

いつも心強く感じています。

病児保育はさらに、学びを深めて
取り組んでいきたい分野です。









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