石鍋てるみです。
政府は出産育児一時金を
50万円に引き上げる方向で
検討に入ったというニュースがありました。
少子化対策ということですが、
実際のところお金の不安が
原因というわけではないと思うので
対策につながるのかどうかは疑問です。
先日も、このニュースについて
ブログを書きましたが
支援金が多くなるのは確かに
助かるとは思いますが、
育児期間中の経済的な負担は
出産時だけではないです。
育児に専念する期間の収入の減少。
社会保険料、税金の負担など、
たくさんの負担がかかります。
子どもが、将来の日本社会を支えていくのですから
健康、教育、生活保障について
代わりに養育してくれている家庭には
負担が少なくなるなるように
国が投資するべきではないのかなと思います。
それこそ、各家庭にお金を渡すことで
使い道が子ども以外の出費に
使われる懸念もありますから
出産に伴うお金、重症な疾患、
教育にかかるお金などを無償化にするなど
家庭を通さずに支える方法もあると思うのですが・・・。
どの家庭に何歳児がいるというのは
全てわかっているにですから
いちいち手続きして申請しなくても、
シンプルにいろんなことができるんじゃないかと
素人ながら思ってしまいます。
私の地域では、来年度から
18歳までが医療費無償化が取り入れられます。
これも、助かるとは思いますが、
ここにお金が流れるのはどうなのかな?って
疑問を感じています。
医療費については考え方はいろいろでしょうが、
医療にかかった時は、負担金を支払い
健康で、医療費を使わないで済んだ月に
祝い金でも出してくれた方が
健康への取り組みが増進されるのではないかなと思います。
ちょっとした体調不良でも無料だからと
医療機関にかかり、薬漬けになってしまう
乳幼児もいます。
育児支援についてはお金と
それ以外の本質的な課題の両面から
もっと対策を考えないと
少子化は進む一方だと思います。
今、本当に必要なのは何なんでしょうか?
政治家は育児中の家庭から、
率直な意見をたくさん伺って
良い方向に対応してもらいたいと思います。