石鍋てるみです。
昨日は約３週間ぶりに
「ろくまる見守りウォーキング」が
行われました。
天候不良で続けて中止になっていたので
ゴールデンウイーク中でも
できる人だけで行おうということになりました。
7名のメンバーが集まって
地域のゴミを拾いながら
公園などの子どもの様子などを
確認していきます。
夕方も親子で遊んでいる姿が
いつもよりも多かった気がします。
昨日、私が預かりの子どもを連れて
公園に遊びに行った時に
５.6年性くらいの男の子が
一人でゴミ拾いをしているのを見かけました。
「僕、一人でゴミ拾いしてるの？」って
聞いてみると
「そう」と一言。
「一人でやってるなんて、えらいね〜」と言うと
「暇だから・・・」って言い残し
ゴミを拾いながら行ってしまいました。
えらい子がいるものだな〜と
その子のことが気になっていたのですが
その時はそのまま、別れてしまいました。
ところが、ウォーキングの後の
ろくまる隊員さんからの話で
この子のことであろう話が出てきました。
その子は、近くの小学校の５年生。
いつも公園で遊んでいて
ゴミが気になっていたとのこと。
学校が休みになって、
暇ができたと言うことで
そのゴミを拾いに行こうと思ったそうです。
お母さんに、やってもいいか確認すると
いいよっていわれ
おじいちゃんから、トングを借りて
今日一人で始めたと言っていたそうです。
でも、もう少し話を聞いてみると
実は、学校帰りや、放課後の校庭などでも
以前から一人で
ゴミ拾いをしていることがわかったそうです。
この年齢の子が、自分の思いに従って
行動を起こすこと自体が
とてもすごいことだと感心します。
いい子ぶってるて思われるとか
周囲の目が気になったりして
考えが浮かんでも自分の行動に
ストップをかけてしまうことも
あると思います。
大人になればなるほど
余計な考えが邪魔をして
自分の信念に反した行動を
とってしまいがちです。
この子のように、自分の気持ちに従って
一人でも行動できる勇気をみんなが持てば、
本当にいい社会になるだろうなと思います。
タバコの吸い殻の多さをみると
変わるべきなのは大人だなといつも思います。
私は、恥ずかしながら勇気がなくて
こうやって、仲間と集まって行うことが
精一杯なのですが、
それでも、自分のいいと思っていることを
少しでも行動できている自分を
ちょっといいなと思っています。
大人は子どもから学ぶことがたくさんあります。
昨日も子どものいい話を聞いて
気分のいい日になりました。
