シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
昨日の七夕では、
子どもはどんな願い事をしていたでしょうか?
飾ってある短冊を見てみると・・・
『はやくじがかけますように』
『しゃちょうになりたいです』
『えがじょうずになりたいです』
願い事がいっぱい書かれていて、
ほほえましく感じました。
あなたは、子どもの願い事をみて
何か感じましたか?
ここには、子どもの思い込みが隠されています。
字が上手でないといけない。
社長になった方がいい。
絵が上手にかけたほうがいい。など
子どもが、考えている思い込みですね。
『どうして、そういうお願い事を書いたの?』と
一歩踏み込んで聞いてみると、
意外と深くそのことを考えていたりします。
字が上手だと、お母さんが褒めてくれるから。
社長になれば、お金持ちになって楽できるから。
絵がじょうずになれば、漫画家になれるから。
理由はその子によって様々でしょう。
子どもの本当の願いなのか、
他者からの、評価を気にしての願いなのか、
観察することもできます。
子どもが、大事だと感じている価値観に
気がつくこともできます。
子どもが、何を大切にして、頑張ろうといるのか
見守ってあげてください。
誰かを喜ばせたいと思う気持ち。
褒められたいという気持ち。
幸せになりたいという気持ち。
どんな理由であっても、間違いはありません。
こんな気持ちは、成長を促すきっかけにもなります。
ただ、あまりにもそれが強すぎて、
絶対に、認められなければいけないとか、
褒めてもらえなくてはいけないなどと
頑張りすぎていしまう子どもの場合は、
逆の価値観を教えてあげるきっかけにもなります。
『〇〇ちゃんは、今、こう思っているんだね』
と受け止めて、『応援してるよ』って
言ってあげてくださいね。
『でも、字が上手に書けなくても、大好きだよ』
『お金持ちでなくても、こうやって○○ちゃんと
一緒にいるのがしあわせだよ』
こんな風に、今の子どもの姿が
大好きだよ、幸せだよって伝えてください。
子どもが、ちょっと温かい安心した気持ちに
なってくれるかもしれません。