コミナスブログ 日常からの気づき

本当に不審者からの声掛けなの?

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石鍋てるみです。

年末が近づいてきました。

なんとなく、世間が忙しなく感じてきます。

お年寄りに振り込め詐欺や
子どもへの不審者に対する注意喚起が
毎日のようにメールで届きます。

気持ちが振り回されていると
なんとなく注意散漫になって
いつもなら注意が向くところに
気が回らないということもあります。

気をつけたいですね。


でも、不審者情報を見てみると
これって本当に不審者だったのかな?って
感じてしまうものがあります。

例えば、小学生が下校途中に
不審な男に声をかけられました。
というのがよくあります。

内容は、
『ティッシュいるか?』
『おいで』
『これ見てごらん』

小声で何を言っていたのか分からない、と
いうものまで、様々です。

詳細を調べて載せていて
きっと、その背景には犯罪だという
裏付けがあるとは思うのですが、
これだけ流されたメールを見ると
本当に子どもにうっかり声をかけられないなと
いう印象を持ちます。

この言葉自体は場合によって
よくある声掛けでもあると思います。

それを言った人が
近所の知っている人だったら?

女性だったら?

お年寄りだったら?

言われた本人は知らない人でも
本当は地域の重鎮的存在の人だったら?

不審者とならなかったかもしれません。

以前、私にもこんな経験がありました。

『さっき、変な男の人が
子どもに話しかけてきたらしいから
気をつけたほうがいいよね。
帰りは〇〇ちゃんと一緒に帰ってきなって注意したんだよ』

って教えてくれたママがいたんです。


後日、子どもと帰宅途中に
「この前話しかけてきた人はあの人だ」
というので見てみると、
地域の掃除や行事によく出てくれてる
気さくな男性で、よくお世話になってる人でした。

多分悪気なく、子どもに愛情を持って
声かけをしてくれていたのかもしれません。

でも、その人が、子どもたちに知られていなかったことで
受け取り側がちょっと誤解してしまうと
怪しい声かけをする不審者に見えてしまう。

そんな誤解をされると困るから、
余計な声かけを控えるようになっています。


ますます地域の人と知り合う機会がなくなります。

困った世の中になりました。

地域の人が集まる行事もなくなり
世代が違う人が交流できる機会が
激減してしまいました。

どの人が安心な人で
不明な人はどの人なのかを知る機会がありません。

自分は安心な存在だよって知らせる機会もありません。

犯罪に巻き込まれないためには
自分で信頼できる人を
地域でたくさん見出しておくことが
必要だと思います。

それが繋がってネットワークができることで
本当の不審者が見極められるようになって
地域の安全性は高まると思います。


毎週、地域の方と一緒に
下校時間に合わせて見守りしながら
ゴミ拾いをしています。

このように集団でいるときに、
地域の人たちと
顔見知りになることを意識して
みんなで声掛けしながら活動しています。

地域の人たちに
知られている大人になることは
自分を守ることにつながります。

地域で声をかけても、
安心してもらえる大人になれるように
行動をしていきたいと思っています。

不安になるメールが減ってほしい。

誰もが子どもたちに愛情を持って
堂々と声かけできる社会を作りたいです。



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