コミナスブログ 支援者の心構え

子どもに威張っていませんか

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

買い物をしていたら、
何やら、大きな声が聞こえてきました。

目を向けてみると
赤ちゃんをおんぶしたお母さんが
3歳くらいの子どもに向かって
命令しています。
(私には命令としか見えなかったのですが😔)

『早く、持ってきな!』
『持って来れないんなら、おいてくよ』
(置き去りにするぞ)
『おっそい!ちゃんと押してきて!』
(カートを)

この子は、ちゃんとお母さんに応えようと
頑張っています。

『それ取って』(パン?)
カゴに入れた子ども。

『いいじゃん、ちゃんとできるじゃん』

褒められてますが、嬉しいのかな?

子どもの声は聞こえない。
あまり喋ってない?

でも時々何か言ってるみたいです。

子どもが話す言葉の数よりも
明らかにお母さんの口数が多い。

それも、大きくて、命令口調。

ほぼ、お母さんの指示する声しか
聞こえません。


お母さんの言う通りに動く子どもが
いい子だというような
褒め方、叱り方が中心の
コミュニケーションが目につきました。

お母さんは、一生懸命なんだと思います。

常に2人の子どもを相手に
一日中いるのですから、
上の子をあてにしたくなる気持ちも
出てきてしまうのもわかります。

そして、ちゃんと教えないといけないと
厳しくなってしまっているのかもしれません。

でも、もしかしたら、
子どもを従わせることで
お母さんが満足感を感じているのかも?

大人は、子どもを未熟な存在だと誤解して
つい上から目線になってしまいがちです。

でも、このような扱いを自分がされたら
どう感じるでしょうか?

子どもであっても、感情は同じです。


いつも、お母さんの顔色を見て、
思い通りに自分が動くことに
気を遣うようになりませんか?

常に、人に合わせて行動することが
自分にとって、安全なんだと
日々学んでいることになります。

そこには、自分の意志、気持ちは
二の次ですから、
自分を抑え込んで、失くすことを
練習しているようなものです。

自分を失くすことが普通になると
子どもは自分の価値を感じられなくなります。

やはり、こう言った声かけは
減らしていく事が望ましいでしょう。

子どもへの声かけは、
〇〇しなさい、こうするべきと
決めつけた言葉を使わないのがコツです。

子どもに依頼するような言葉を選ぶと
いいかもしれません。

『〇〇してくれる?』
『こうしてくれると助かるんだけど』でも
いいかと思います。

そして、子どもが断っても、
できなくてもそれを、認めてあげてください。

子どもに、こうやってほしい、
こうなってほしいという期待を持ってしまうと
それをしないことに
もう!って腹が立ったり、
イラつく気持ちが湧いてくるのは当然です。

でも、ここはグッと堪えて
一度は、そうなんだねって受け入れてあげましょう。

結果にはこだわらずに
子どもがやるかやらないかを
自分で決めていいんだ、
決められるんだということを
教えてほしいと思います。

親にとっては、すぐに結果を望みたくなりますが
ここが我慢のしどころです。

育児は、親の忍耐力を鍛え、
人に対して心の許容量を広げる
修行みたいなものです。

子どもに成長を望む親なら、
自分への修行だと思って待ってあげてくださいね。

子どもであっても、本当はどうすべきかは
気づいていたり、知っている事が多いのです。

信じて待ってあげてください。

子どもに威張り散らしていると
いつか、それは自分に返ってきます。

自分が投げかけたように
今度は自分がされるようになっているんです。

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