シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今日も東京は曇り空。
休日は大物の洗濯や布団干しを
したいところですが、
今日は家の中の断捨離日に
したいと思っています。
家の中のものは、気をつけていないと
少しづつ増えていってしまうもの。
特に家族が増えてくると
持ち物はそれに伴って
数倍になっていきます。
赤ちゃんが初めて生まれると
家族はもちろん、祖父母や
親戚から、頂き物が一気に増えていきませんか？
やはり、子どもは可愛いし、
ちょっと、出かけた先でも
『〇〇ちゃんに買ってってあげよう』なんて
大人たちみんなが思ってしまいます。
赤ちゃん一人につき、
大人が数名スポンサーとして
ついている状態ですから
あっという間に、
家の中は物で溢れがちになります。
小さい子どものいるご家庭に行くと
まずは、大量なおもちゃが目に入ります。
そして、靴や洋服も
しまう場所がないくらいあったりします。
まだ、６ヶ月くらいの赤ちゃんのところに
1歳くらいに着るサイズの洋服があったりして
それが、日常よく使う一番いい場所を
占領しているのを見かけます。
買ったまま、開けていない状態で
部屋の隅に置いてある洋服もあります。
大人は床置きにされているモノの
中で過ごしていても
あまり、気にならないでいられたりします。
慣れてしまうのと、
目からの情報をある程度選択して
取り込むことができるからです。
でも、本当は精神的に良い影響は
与えてはいません。
赤ちゃんは、いろんな情報を取り込もうと
脳が活発に働いている時期です。
大人以上に、物からの影響を
受けやすくなっています。
床置きにされているものから、
その部屋にある品物の全部から
一気に情報が入ってきている状態です。
色や形、音、匂い、光など
どんどん、その環境に適応しようと
取り入れていくわけですが
あまりにも多い情報、強い情報は
処理能力がないので
混乱してきてしまいます。
複雑な回路を作り、
うまく情報を統合することが
できなくなります。
こういったことが、
子どもの集中力の発達を阻害したり
感覚過敏などを引き起こす因子にもなります。
また、物が多い空間は、
汚れやすく、埃や空気汚染につながり
健康に大事な清潔な空気を
赤ちゃんに与えることができなくなります。
呼吸は最も大事な機能です。
清潔な空気は健康管理に最も重要な要素です。
そういった面でも、
赤ちゃんが過ごす場所は
無駄なものを置かないスッキリした空間、
掃除がしやすい清潔な空間が
一番大事になります。
ですから、ご両親は
初めから赤ちゃんグッズを買いすぎないことや
周囲の大人にも、赤ちゃんに会いにくるときは
何も持ち込まないでってお願いしちゃいましょう。
可愛いものを見ると、
つい買いたくなる気持ちはよくわかります。
でも、それは赤ちゃんの本当のためにはなりません。
赤ちゃんのためには、物は減らすのが一番。
そうは言っても、
増えちゃうのよねってなりますよね。
だから、定期的な断捨離が大事なんです。
１ヶ月すると、赤ちゃんは全く動きも
興味も違っています。
最低でも１ヶ月に一回は
赤ちゃんの身の回りのものを
見直してみる必要があるのです。
ねんねの赤ちゃんから使っていたおもちゃが
はいはいになってもあったりしませんか？
まだ遊ぶには、早いおもちゃはないですか？
洋服のサイズも合っていますか？
成長を感じながら、整理整頓していくのは
楽しいものです。
今使うものだけを、手に取りやすいように
配置するだけで、生活が整います。
心にも余裕が持てます。
めんどくさがらず、
一度チャレンジしてみてくださいね。
