シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
昨日は、地域の花壇のお手入れ日でした。
ちゅうりっぷが、綺麗に咲いて
華やかな雰囲気になってきた花壇でしたが、
夏前の植え替えの時期に
球根を掘り返すことを想定し、
花は摘んでしまうことになりました。
「せっかく咲いているのに
かわいそうだね」と
言いながらも、次々とハサミを入れます。
こうして、土に埋まっている
球根に栄養が集まるように
仕向けていくわけですね。
この先の見通しを持って
一見、かわいそうに思えることでも
手を加えるべきタイミングで
喝を入れることも必要なんですね。
育児においても
こんな場面、タイミングがあります。
心を鬼にして、
その時の子どもにとっては
不利益に見えることも
仕向けていくことが必要なこともあります。
子どもが失敗するだろうと、
予測がついても、
あえて経験させてみる。
少し難しいと思えることに
挑戦させてみる。
その先に、子どもの可能性を感じて
あえて、ストレスをかけてみることも
育ちを応援する方法です。
この時、あえて仕向けるわけですから、
そうすることが、その先の子どもの成長に
つながるだろうという
先の見通しを持って行うことが大事です。
ちゅうりっぷの球根は、
花を摘み取るとることで
大きく育つという経験、
実証が裏付けとなっているから
そういった行動が初めてできるのです。
子どもに対して、何か要求する時
チャレンジさせる時には
それをさせる側に、こういった意識が
必ず必要だと思います。
それだけの、責任を持って
関わるということでしょう。
どうして、子どもにそれをさせるのか
よく考えてから、責任を持って
あえて仕向ける行動したいものです。
摘んだお花はコップに入れて
しばらく大事に飾らせてもらいます。