シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
あなたには趣味がありますか?
ヨガやお料理、
英会話、ジョギング、サイクリングなど
楽しんでいる人もいるようです。
昔より、オンラインで
気楽にレッスンを受けられたり
今は、趣味の選択肢も増えましたね。
それでも、育児で忙しかったり、
お母さんになったからという理由で
趣味を諦めてしまっっている人は
いないでしょうか?
趣味の内容によっては
確かに、小さい子どもがいると
外出も制限されたり、
子どもの預け先を考えないと
行けなかったりして、
一時期は諦めが必要な時も
あるかもしれませんね。
それでも、そんな毎日だからこそ
意識して趣味の時間をとることを
おすすめしたいです。
かつて私は舞台・音楽鑑賞が好きで
大好きなアーチストのコンサートや
舞台を観に行くことが趣味でした。
でも、子育てが始まってからは、
誰かに言われたわけでもないのに
お母さんだから、子どもを預けてまで
コンサートなんかで楽しんではいけないと
思い込んでいました。
だから、ある期間は
全くコンサートに出向くことを諦め、
仕事と育児の繰り返しの毎日を
過ごしていました。
自分で制限していたくせに、
どこか、常に犠牲心をもっていて、
主人が勝手に出かけたり、
飲み会なんかで遅くなるのをみると
イライラが募って、
自分ばかり苦労していると
心の底に怒りが湧いてくるのを
抑えておくことが精一杯でした。
今思うと、
何でそんな思い込みをしてしまったのか
残念でなりません。
素直にこの人のコンサートに行きたいから
子どもを見ていてほしいって
主人や祖母、友人などに
頼める自分だったら
あの時期でも、もっと楽しめたはず。
お母さんという立場なのに
子どものことをお願いして楽しむことが
駄目な親だと思ってしまって
頼むことができませんでした。
この思い込みが
育児を辛いものにしていたと思います。
そこを、思い切って自分だって
好きな事をやってもいいじゃないって
開き直るには罪悪感との戦いで
時間がかかりましたが
数年間格闘して捨てることができてからは
ずいぶんと楽になりました。
子どもはあなただけが
育てなくてはいけない存在ではありません。
みんなで、育てる関わることが
子どもにとっても大事だと思ってください。
あなたは、お母さんでもあるけれど、
それは、あなたの一部分です。
本当の自分をもっと大事にしてあげても
大丈夫です。
親が自分の人生を楽しんでいる姿を
子どもが見ることで、
子どもも大人になることを
楽しみにしてくれるでしょう。
もしも、趣味を子どもを理由に諦めていたり、
好きな事を犠牲にしていると
少しでも心に思いがよぎるようであるなら、
素直にやりたいって表明しましょう。
きっと誰かが助けてくれます。
やさせてもらえないという場合は
その状況は異常な状態です。
だってあなたの自由を束縛する権利は
誰にもありません。
あなた自身がこれが大事、
今はこうしたいという気持ちを
もっと大事にしてあげましょう。
あなたに笑顔が増えれば、
家族にやさしくなれるし
家庭も明るくいられます。
あなた自身が楽しむことに
罪悪感を感じることはありません。
あなたの楽しむ時間を
大事にしてくださいね。