シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今朝は嬉しいニュースです。
赤ちゃんが産まれました!
そうです。
この前のメダカの卵から
たくさんの赤ちゃんが出てきました。
昨日見た時には、
まだ見つけることができなかったのに
今朝見たら、ピュンピュンと
動く物体を発見。
テンションが上がります。
命の誕生。
自然の力ってすごいなと思います。
誰が教えなくても、
こうやって産まれて、
泳いで、餌を探し始める。
どうやって泳ぐのか、
何を食べるのかわかっているんですよね。
個々の生物に仕組まれた
プログラムがそうさせている。
人も同じ。
どうやって生きていくのかは
もう知っている。
必要なもの、害になるもの
必要となる時期、求めるものとそうでないものは
もう知っているはず。
ちゃんと、プログラムを信じて
それに従ってあげることができれば
その生物らしく、生きていけるのだと思います。
今メダカの赤ちゃんが
健やかに成長できるために
食べられないように守ってあげたり、
餌を与えたり、
お水の温度や汚れに気をつけたり
していきます。
ここが育児でいえば養育者が手伝えること。
でも、メダカにもっと綺麗になれるように
色をつけたり、早く泳げるように訓練したり
するのは滑稽なことですよね。
これは、育児ではない。
でも、なぜか人に対しては
いつの間にかやってしまう。
その子らしく生きるための
プログラムを無視して、
必要のないものを与えようとしたり、
まだ、タイミングじゃないのに
早く経験させようとしたりしちゃう。
そうすると、子どもは
本当の自分のプログラムが
わからなくなっちゃうわけです。
そんなふうに大人になっちゃった人って
多いと思います。
私もその一人です。
自分がわからなくなって
探し求めないと見つからない。
そんな、無駄な手間を子どもたちには
与えたくないと思いました。
産まれたばかりの命が
自然に与えられたプログラム通りに
ゆっくり過ごし、熟成させる時間を
守ってあげるのが
周囲の人が子どもにできることだと
考えています。
周囲の人が、子どもを
安心、安全に守ろうとする気持ちが
子どもに伝われば、
子どもは自分はこの世で
大切にされるべき存在だと感じることが
できるはずです。
それが、心の奥底に染み込んでいれば
子どもの幸せを感じる心の土台は
育まれると思います。
メダカの赤ちゃんは
メダカとして大きくなってくれれば
それでもう充分です。
こんなに、楽しみを与えてくれています。