コミナスブログ 日常からの気づき

命を感じ思い出したこと

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。


今月の中旬、
親戚に赤ちゃんが産まれました。

当日、写真が送られてきて
あまりにもお目目がぱっちりなので
生まれたてという感じがない
しっかりした赤ちゃんでした。

義理の父が亡くなった翌月の
月命日に生まれたので
「じいちゃんの生まれ変わりじゃん」って
あまりの偶然に家族で大喜びでした。

命の不思議を一ヶ月の間に
実感しました。


『死んだらどこに行くの?』
『死んだらどうなっちゃうんだろう』
『死んだらお母さんとも会えなくなるのかな?』

こんな風に毎晩思い悩んでいた
自分の幼少期を思い出しました。

あれは、小学生になる前くらいだったかな?

布団に入ると、毎晩のように
こんな不安で眠れなくなって
シクシク泣いていた日が続いていました。

生まれる前は自分はどこにいたのか。
いつか死んでしまうのに、
何で生まれてくるのか。

親に聞いても、
『死んだら、もうここにいなくなるだけだよ』
『また、生まれてくるんだよ』
そんな風に言われても、
納得がいきません。

何度もきいているうちに
『お母さんも、まだ死んだことないから
わかんないよ!』

そういわれて、もう聞かなくなりました。

確かに、死んだ後のことは
今生きている人が説明できるわけもありません。



あるとき、そんな自分を
納得させる出来事がありました。

確か、私が4年生くらいの時、
同じ学校に通う2年生?の女の子が、
脳腫瘍で亡くなったことです。

通学路でいつも見かけたその子が、
いなくなった朝、
不思議な思いが心に浮かびました。

私より小さい子が、
やりたかったことをやれずに、
死んでしまった。
もっと、生きたかっただろうな。

私より小さい子が、死んで行けた。
怖くないんだ。

寂しさと、ほっとしたような感覚を覚えています。


その時から、夜不安で泣いてしまうことが
なくなりました。

死ぬことは怖くないみたい。
その日までは心配しないで
いっぱい、いいことをして
この子みたいに、
いい子だったね、
やさしい子だったね、
頑張っていたねって
言われるように生きていこうって
思いました。


介護の末、死んでいった義理父、
生まれたての赤ちゃんをみて
急に思い出した
私の幼少期の思い出です。

結構、子どもって
考えているものですよね。




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