シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
新型コロナウイルス感染対策での、自粛規制解除をうけて、
いよいよ、明日から子供たちの登校・登園がはじまります。
家の3女の中学生は、分散登校からスタートです。
まだまだ、感染の可能性が残っている中での
解除ですから集団生活に送り出すには
心配な事も多いですよね。
ただ、あまりにも、不安感ばかり感じていると
本来の生活が全うできなくなってしまうわけで、
できる限り、通常の生活も保障して過ごさせたいものです。
あなたが、今、感染予防として
気をつけていることはどんなことでしょう?
今回の新型コロナウイルスだけでなく、
どのような、感染症であっても
罹りにくくなる、悪化しにくくなるための
予防策の基本は、同じだと考えています。
それは・・・
免疫力を高める生活をすること。
この生活ができていれば、
ほとんどの病気は、自分の身体が治してくれます。
擦りむいた後でも、皮膚が自然と治っていくように
身体の一つ一つの細胞は、
必ず、回復に向かって修復されるように
できています。
身体の免疫機能が正しく働いていれば、
身体の反応は、いつも正しく、回復の方向へ向かっています。
この力を、自然治癒力といいます。
咳・鼻水・発熱など、
どの症状をとっても、
身体の回復過程に表れる大事な反応で、
その出現には重要な意味があるのです。
私の5人の子どもたちは、
溶連菌感染症後の抗生剤
手術で入院した時のお薬しか、
今まで使用したことはありません。
インフルエンザや、他の病気も罹ることも少ないのと、
一般的な、水ぼうそう、おたふくなど
経過が分かっている病気については、
診断を受けるだけで薬は使用しませんでした。
そもそも、病気に罹りにくいのもありましたが、
子どもたち一人ひとりが、
病気に罹るのは、自分の生活に原因があること、
罹っても、自分の力で治せる方法と自信を
持ってくれています。
ですから、
病気をした時の治す方法の第1選択として、
医者に行く、薬を飲むという発想にならないわけです。
いまは、医者も気楽に利用でき、
薬局でも、効果的な市販薬も手に入ることから
すぐに、薬で症状を止めようとしてしまう人がいます。
薬を多用することは、
逆に症状を長引かせたり、
身体の修復を遅らせてしまうことになりかねません。
このように、残念ながら、
自然治癒力をあまり信じていない人が
多いと感じます。
症状が出た時は、
身体を治しているシステムが働いていると考え、
まずは、あわてずに症状をよく観察しましょう。
人間の身体が、本来持っている
この自然治癒力を信じましょう。
ほとんどの病気が、
数日のうちには、回復に向かってくると思います。
ただ、信じられる自然治癒力をもつためには、
免疫力を高める生活を実行し、
日ごろの体調に自信を持たなくてはいけません。
日常生活に注意を向けたり、
自分のからだと向き合うことで
いつもと違う様子にも気がつくようになります。
子どもの健康管理についても同じです。
あなた自身が、子どもの
日常の生活をととのえること、
いつもの様子をよく知ることで、
早く異常に気がつけるようになります。
今、新型コロナウイルスの流行で、
発熱などにも過敏になってしまいますが、
落ち着いて、症状の経過を観察することも
必要だと思います。
病院にいくことが、感染のリスクに繋がることも
考えて、バランスの取れた行動が求められます。
免疫力を高める生活。
家庭でできる、最大の感染症予防対策だと思います。
できることから、整えてみましょう。