コミナスブログ 支援者の心構え

子どもはいつでも親を喜ばせようとしている

投稿日:



シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

先日、一人の小学生の男の子が
自転車置き場のところで
うろうろしているのを見かけました。

自分の自転車と、料金支払い機の間を
行ったり来たりしています。

自転車の取り出し方がわからないのか
お金がないのか
ただ確認しているだけなのか・・・。

私もバスを待っている間だったので
しばらく気になりながら
見ていました。


その間、何人もの人が
前を行き交います。

しばらく、そんな様子が続いていて、
困っている様子がわかったので
声をかけようとした時、
子どもは、自転車置き場を設置している
お店の中に入っていきました。

すると、そこの店員さんと共に出てきて、
教えてもらっています。

無事、自転車を取り出したその子は
お礼を言って、立ち去っていきました。

この子が、自分で困った状況を
乗り越えた瞬間でした。

その姿が、どこか自信に満ちたように
見えて嬉しくなりました。


保育園に勤務している時、
子どもが遭遇した困難に
[自分で、できた!]
という瞬間に立ち会うことが
たくさんありました。


子どもが困らないように、
手を差し伸べることもできます。

困った時、手を貸すこともできます。

けれども、そばで見ていて、
子どもがギブアップしていない時から
解決してあげてしまうと
その瞬間に立ち会うことはできません。

子どもが自分で乗り越えられた。
解決することができた。
これを一緒に体験することが
育児の醍醐味です。


子どもは、その姿を見せることで
大人を喜びを与えてくれます。

いろんな場面で、子どもは
親を喜ばせようと
見せようとしてくれています。

それを、受け取れないのは
親の問題です。

それを体験できるのは、
子どもを信じて、見守ることができる人だけです。


子どもを信じて、待つこと、
見守ること見過ごさないという
親の意識が変わった時、
たくさん目にすることができるのです。

子どもと一緒に、充実感、達成感を
味わえたとき、お互いに本当に幸せを感じます。

親子で、この体験をたくさんできることが
親子の絆を強くします。

困らないようにと先回りした手助け、
助けてと言われていないのに
勝手に助けてしまうことは
実はあなたの安心のためでしかありません。

子どもが困ること、困っていることは、
子どもにとっての学びのチャンスです。

そのチャンスを大切にしてあげましょう。



子どもがどんなことに困るのか
その内容、タイミングはその子に合わせて
起きてくるものです。

あなたが、想像することとは
違っているということを
理解しておくと、余計な不安を
感じなくて済むでしょう。

子どもが困っている場面を見て、
今度はどんな学びをするのか
ワクワクしてその現場を捉えることが
できるようになります。

そうすると、育児はもっと楽しくなるはずです。

石鍋てるみオフィシャルサイトでは、LINE公式アカウントを開設しております。

子育てに関する情報や、イベント開催情報をあなたにいち早くお知らせします。

もしも、あなたが・・

  • 育児が辛く感じる。
  • 言うことをきいてくれなくて、育児に自信が持てない。
  • うちの子は、普通じゃないかもと心配になる。
  • うちの子は、ほかの子よりもダメなんじゃないかと焦ってしまう。
  • すぐに、暴力をふるってしまい悩んでいる。
  • 落ち着きがなく、じっとしていられない。
  • 子育てについて、他人の意見や評価が気になる。

こんな心配をされているのなら、一人で抱え込まないで、気楽に下の『友だち追加』をクリックしてください。

友だち追加

Facebook:@ishinabeterumi

-コミナスブログ, 支援者の心構え

Copyright© 石鍋てるみ オフィシャルサイト , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.