シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
朝、子どもの口臭が気になっているという
親御さんは結構多いようです。
寝て起きてすぐに、
子どもと顔を近づけた時などに
臭いなと感じる場合があります。
けれども、歯磨きすれば
消えてしまうことも多いので
そこまで心配していない場合も
あるのがこの口臭です。
子どもの口臭の原因は、
みがき残しや口の中の乾燥、
生理的な睡眠中の唾液減少
などによるものが主でしょう。
でも、しっかり磨いているのに、
口臭が強い場合は、
原因が他にあることもあります。
例えば、腸内環境の乱れです。
お肉や甘いお菓子などの
食べさせすぎは、
腸内の悪玉菌が活発になります。
これによって、腸内で悪臭が発生します。
『便秘』の原因にもなりますから、
糞便臭のようなガスが
腸管から血液中に取り込まれ
呼吸から外に出されるため
うんちのようなにおいのする
口臭になってしまいます。
また、胃の調子が悪い場合も、
胃の中に未消化な食べ物が残ってしまい
発酵するので、そのガスが血流にのって
肺に送られるため、酸っぱいような
においの口臭になったりします。
免疫力が下がると、
口の中の細菌が増殖しやすくなるので
口臭が発生しやすいです。
口の中の細菌が増えると、
副鼻腔炎や咽頭炎など、
病気の原因にもなります。
身体の中に食べ物を取り込む
一番大事な口です。
できるだけ悪い細菌を
身体に取り込まないように
したいですよね。
生活習慣を整えることで、
口臭も減らすこともできます。
臭い時は歯を磨けばいいという
安易な対応だけでなく、
全身の健康管理に
注意していきましょう。