シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
子どもの言葉が遅くて
心配だというお母さんから
時々相談を受けることがあります。
そんなお母さんは、もうすでに
1歳半健診や、かかりつけの医師に
相談していることが多いものです。
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それでも、さらに保育園の看護師に
質問してくるのには理由があるようです。
それは、
『様子を見ましょう。引き続き心配な時には
また電話してください』と指導されて
いつまで、様子を見ればいいのか
どこを見ていればいいのか、
どうだったら、電話するべきなのかが
判断できない現実があるのです。
何となく、他の同年代の子と比べて
しゃべらないから、変だと感じて
健診の機会に相談したのに
結果ははっきり行動できるものでは
なかったりします。
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『様子を見てください』と言われたら、
本来は専門家から
『数か月後に一度様子を聞かせてください』とか
『〇月ころ電話で様子を聞かせてください』と
はっきり伝えてほしいと思います。
けれども、やはり保護者の方から
いつごろ、相談した方がいいのか、
どんな点を見ておくといいのかを
実際の行動レベルにおろして
質問できるとよいと思います。
何となく、『様子を見て下さい』には
今のところ問題ないですよと
言われたような感覚があって
異常を指摘されなかったと
安心して済ませてしまいがちです。
けれども、乳幼児の場合は
特に発達途中でもあって、
本当に先の経過をみながらでないと
評価できないこともたくさんあります。
必ずしも、異常がないと言い切れる
段階ではないという
『様子を見ましょう』だと
考えておきましょう。
曖昧なニュアンスの言葉は
解釈の仕方が様々で
誤解を生みやすいです。
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都合のいいように
とらえてしまいがちですから
意識して実際に行動できるくらいまで
掘り下げて理解するように
注意していきましょう。
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