コミナスブログ 支援者の心構え

子どもを導くのが親の務め

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。


公園で遊んだ後に、

なかなか帰りたがらない子どもや、

保育園に預ける時に、

なかなか離れたがらない子どもを

時々見かけることがあります。


大抵のお母さんは、同じような経験を

したことがあるのではないでしょうか。


そんな時、多少の時間は取られたとしても、

比較的スムーズに解決する場合と

いつまでも、状況が変わらないで

てこずってしまう場合とに分かれます。

大体、同じ親子がいつも同じパターンを

繰り返しています。


なかなか、切り替えがつかない、

諦めないのは、子どものせいだと

考えてしまいがちですが、

多くは、その逆で、

大人の方に原因があることが多いと感じます。


その理由は、子どもの相手が変われば、

子どもが変わるからです。


子どもの気持ちを尊重しよう、

話をよく聞いてあげようという気持ちから、

子どもの要求を受け入れ続けようとしてしまったり、

親の都合を子どもに強要できずに、

なかなか子どもを導くことができずに

時間が過ぎてしまうといった様子がうかがえます。


一度、感情的にさせると、余計に状況を悪化させるからと

子どもの言いなりになってしまっている姿もみられます。


子どもの感情を、理解をしようとすることは大事ですが、

いつまでも、子どもに合わせる必要はありません。


生活の中には、親の都合もあるし、

ルールといったものもあるわけです。

子どもがわがままを言い始めた時や、

感情を爆発させて騒ぎ始めるような行動をとったときには、

きちんとわかりやすい言い方で言葉を使った注意をしたり、

禁じたりする必要があります。


そこは、親がしっかりと決めていいことですし、

はっきり決めてあげることが子どもには必要です。


子どもがやって良いことと、

やっては駄目なことをしっかりと分けてあげることで、

子どもは行動の目安をつくっていきます。


何でも自分のしたいようにはできないということを、

わかることと、我慢することを体験することで、

ルールに合わせて生活することを理解します。


親が決めた一定のルールを守り続けることで、

子どもも理解していきます。

このルールは、親の都合や気分で変えることは

してはいけません。


公園に行くたびに、帰りに駄々をこねられる

買い物のたびに、ねだられるなどが

続いているという場合は、

親の気持ちに、優柔不断の部分があるかもしれません。


帰らなくてはいけない、買わないと決めたら、

しっかり実行して子どもを導きましょう。


親の有言実行は、シンプルなことですが、

信頼つくりには重要です。

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