シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
公園で遊んだ後に、
なかなか帰りたがらない子どもや、
保育園に預ける時に、
なかなか離れたがらない子どもを
時々見かけることがあります。
大抵のお母さんは、同じような経験を
したことがあるのではないでしょうか。
そんな時、多少の時間は取られたとしても、
比較的スムーズに解決する場合と
いつまでも、状況が変わらないで
てこずってしまう場合とに分かれます。
大体、同じ親子がいつも同じパターンを
繰り返しています。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/10/22050896_s-300x200.jpg)
なかなか、切り替えがつかない、
諦めないのは、子どものせいだと
考えてしまいがちですが、
多くは、その逆で、
大人の方に原因があることが多いと感じます。
その理由は、子どもの相手が変われば、
子どもが変わるからです。
子どもの気持ちを尊重しよう、
話をよく聞いてあげようという気持ちから、
子どもの要求を受け入れ続けようとしてしまったり、
親の都合を子どもに強要できずに、
なかなか子どもを導くことができずに
時間が過ぎてしまうといった様子がうかがえます。
一度、感情的にさせると、余計に状況を悪化させるからと
子どもの言いなりになってしまっている姿もみられます。
子どもの感情を、理解をしようとすることは大事ですが、
いつまでも、子どもに合わせる必要はありません。
生活の中には、親の都合もあるし、
ルールといったものもあるわけです。
子どもがわがままを言い始めた時や、
感情を爆発させて騒ぎ始めるような行動をとったときには、
きちんとわかりやすい言い方で言葉を使った注意をしたり、
禁じたりする必要があります。
そこは、親がしっかりと決めていいことですし、
はっきり決めてあげることが子どもには必要です。
子どもがやって良いことと、
やっては駄目なことをしっかりと分けてあげることで、
子どもは行動の目安をつくっていきます。
何でも自分のしたいようにはできないということを、
わかることと、我慢することを体験することで、
ルールに合わせて生活することを理解します。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/10/1326667_s-300x199.jpg)
親が決めた一定のルールを守り続けることで、
子どもも理解していきます。
このルールは、親の都合や気分で変えることは
してはいけません。
公園に行くたびに、帰りに駄々をこねられる
買い物のたびに、ねだられるなどが
続いているという場合は、
親の気持ちに、優柔不断の部分があるかもしれません。
帰らなくてはいけない、買わないと決めたら、
しっかり実行して子どもを導きましょう。
親の有言実行は、シンプルなことですが、
信頼つくりには重要です。