シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今日は七夕ですね。
子どもが小さいうちは、笹に短冊をつるして願い事をしていたのに、
いつの間にか、飾ることがなくなってしまいました。
それでも、子どもたちには、このような行事は
大事に伝えていきたいものです。
近所のスーパーに大きな笹飾りがあって、
短冊も置いてあったので、
ちょっとお願いごとを書いてきてしまいました。
笹飾りをするようになったのは、江戸時代からだそうです。
手習いごとをする人や、寺子屋で学ぶ子が増えたことから、
星に上達を願うようになったとのことです。
短冊には、織姫、彦星のように、技芸に励み働くことや、
その上達を願うのがよさそうですね。
雨の日が続いているので、星は見えるかどうか気になります。
あなたは、七夕の彦星、織姫の星が分かりますか?
夏の大三角をつくっているベガが織姫、
アルタイルが彦星ですね。
プラネタリウムが好きなので、
そこでは何度も説明を受けたりもしましたが、
実際の7月7日の空に見れたことがないんです。
今夜も、無理かもしれません。
そんな日でも、年に1回の七夕を楽しみたいと思います。
今夜の夕食は七夕の行事食そうめんにします。
意外に知られていませんが、
千年も前から七夕の行事食となっているそうです。
天の川や織姫の織り糸に見立てることもできるそうめんは、
暑い季節にはぴったりです。
いろんな具を用意したり、
星形にカットした野菜をいれても楽しいですね。
子どもにも簡単にできる料理ですから、
一緒に作るのもいいかもしれません。
子どもの頃の非日常的な行事の
楽しい思い出は、けっこう忘れないものです。
私も、七夕が終わると、近所の川まで
笹を担いで流しに行ったのを思い出します。
大人には、大したことがないと思うことでも
子どもにはとても新鮮に感じられるものです。
七夕飾りを作りを一緒に経験すると、
子どもの時の感情が戻ってきます。
育児中は、こんな時間がたくさん持てる幸せな期間です。
子どもと楽しんでくださいね。