コミナスブログ 子どもの健康管理

甘い飲み物は一切不要です

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。


暑くなってくると、熱中症の予防のためにも

こまめな水分補給が欠かせません。



CMでも、飲み物の宣伝も多く、

おいしそうにビールを飲むCMを見ると、

つい飲みたくなってしまいます。


現代は、「カロリーゼロ」「糖質オフ」「ダイエットソーダ」など、

肥満対策に良さそうな食品やドリンクが出回っています。


これらの飲み物には、砂糖の代わりに

人工甘味料を使われているのは

ご存じのとおりです。



砂糖が、身体に悪影響があるともいわれているので、

砂糖よりも安心だと感じている方もいるようです。

日本とアメリカで認可されている人工甘味料は、

サッカリン、アスパルテーム、スクラロース、

アセスルファムカリウム(以下、アセスルファムK)、

ネオテームの5つです。


この人工甘味料については、

人工甘味料を調べてみると

ホルモンに影響を及ぼして体内に脂肪を蓄える

味覚を鈍化させる、コカイン以上の依存性がある

脳機能障害や認知障害、満腹中枢の機能異常による体重増加、

脳腫瘍のリスクを上げるなどといった

身体への悪影響があるとした研究報告があります。




一方、人体への安全性は確認されており

摂取することには問題ないとされる研究結果もあって

賛否両論といったところです。


仮に人工甘味料が悪影響がないと言われて、

カロリー制限ができても、

甘味には変わりありません。


個人的には、

砂糖、人工甘味料の使用は控えるべきだと考えています。




身体にとりいれるものは、

自然界にあるままの状態で取り入れるのが

一番身体にとっては自然だと考えています。


人工的に手を加えられているものは、

消化機能、排泄機能、代謝機能などに、

負担をかけてしまうと思うからです。



身体の機能が良好に働いていれば、

多少の人工物質も分解・排泄できると思いますが、

無駄に身体に入れないことは重要だと思います。



子どもは、腎臓・肝臓などの機能も未熟なので、

排泄するまでの臓器への負担は大人以上です。

なるべく、負担を与えないことが、

身体を健康に長持ちさせることにつながると思います


甘味はエネルギー源である糖の存在を

知らせる味覚のひとつです。



赤ちゃんのときから本能的に最も好む味といわれています。

産まれてすぐから、5か月くらいまでが特に敏感ですが、

そのあと、味覚は鈍くなってきます。



大人に比べて、子どもの方が甘味を感知する力が低いため、

大人が、かなり甘いと感じるものでも、

子どもは平気で好んで食べてしまいます。



子どもは甘いものが好きと勘違いしてしまいますが、

甘味に鈍感だから食べられてしまうのです。



ですから、子どもが喜ぶからと、

安易に甘いものを与えてしまうと、

子どもの甘味への欲求はエスカレートしやすくなります。



特に味覚の機能の形成は3歳までですので、

この時期までに甘いものを覚えてしまうと、

甘いもの好きな子どもに育ってしまい、

その後の食生活に影響を及ぼします。

砂糖・人工甘味料の摂取は肥満だけでなく

将来の糖尿病・ガン・高血圧などの病気につながります。




フレーバーウォーター、イオン飲料、スポーツドリンクなど

香料や砂糖で味をつけたり、

カロリー0など工夫されている飲み物は

とくに子どもの飲み物としてはおすすめしません。

あえて与える必要はないと思います。



子どもの飲み物としては、

水(白湯)や薄めた麦茶、ほうじ茶・ルイボスティなどの

ノンカフェインの飲料がおすすめです。




乳幼児には、大人が与えない限りは、

甘い飲み物は飲むことができないはず。



家庭内に、ジュースなどの買い置きは

しないことをおすすめします。



ただ、完全に制限してしまうのも、

生活の楽しみ、ゆとりという部分で寂しい気もしますので

お客さんが来た時、イベントなどの特別なときにだけ

飲めるという位置づけでもいいかと思います。




子どもが、すでに日常的に

甘いものを要求するようになっていたら要注意です。

与えすぎているかもしれません。


甘いものが欲しい時は、

メープルシロップやはちみつ・

ココナッツシュガー・甘酒などのミネラルが含まれた

天然甘味料を取り入れてみるといいと思います。


情報の捉え方によって、考えは様々だと思います。

人工甘味料は絶対に食べさせないという方もいるでしょうし、

その逆もあって当然です。



あくまでも、今回の考え方は

私の意見でしかありません。



ただ、無関心であたえるのではなくて、

一度考えて、納得の上で食品を与えてほしいと思います。







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